効果のないシャドーイング
こんにちは!
洋書で英語力を底上げ!
英語脳を鍛えるコーチ山口とうこです。
皆さんはシャドーイングに挑戦したことありますか?
流れてくる音を忠実に再現することで英語特有の音声変化やイントネーションなどに慣れて、リスニング力が上がると言われています。実際、私も大学生の時にシャドーイングをやったことで、TOEICのリスニングの点数が飛躍的に伸びた経験があります。
そんなシャドーイングですが、実はあまり効果が出ないことがあるのです。
ちょっと話しが逸れるかもしれませんが、カラオケでほぼ完璧に洋楽を歌えるのに全く英語が話せない人ってみなさんの回りにいませんか??とんでもなく耳が良い人は英語の内容を全くいれずに完璧な発音で歌い上げてしまうんです。(私はこれができず カラオケでいつも淋しい思いをします。。)気持ち良く歌っても英単語レベルで何を言っているのかについて無頓着でいると、そこで終わってしまうわけです。
シャドーイングも同じです。
聞いてきたことをそのまま言えても中身を理解しないと、それ以上の結果は期待できません。シャドーイングに取り組むにはある段階を踏む必要があります。
STEP1:わからない単語や文法を確認する
STEP2:リンキングなど音声変化を確認する
STEP3:英文の意味を意識しながら、正しい発音で音読する
STEP4:とにかく「音」に集中する
これができれば
かなりシャドーイングの効果が出ると思います
ただ、自分のレベルに対して難しい教材を選んでしまうと、かなり時間を使いますしシャドーイングに到達するまでが大変なので。
○自分に合ったレベルのものを選ぶ
ことをオススメします。
また、いきなりシャドーイングでなくても大丈夫です。
文字を見ながら自分の声を英語の音声にかぶせて、音声と同時に発音するオーバーラッピングでもいいです。これでも十分、英語の正確な発音、アクセント、音声変化、リズムなどを身につけることができ、リスニング力を向上できます。そして、音声を聞きながら文字を読む、多聴多読でも十分同じ効果が見込めます。
難易度は
(難)シャドーイング
▽
オーバーラッピング
▽
(易)多聴多読
多聴多読は、難易度としては易しいために、長時間続けることができるため、読書体力を鍛えることもできる、といった効果があります。
要は続けられる方法を選ぶこと。
難しかったり、面倒すぎて続かないともったいないです。
もちろん、洋楽を歌うこともLyricをちゃんと確認して歌うことで、かなりの効果があります!
ぜひ、ご自分に合った方法を見つけてみて下さい!