単語帳学習は有効か?
こんにちは!
洋書で英語力を上げる!
英語脳を鍛えるコーチ山口とうこです。
2024年受験シーズンもほぼ終わり、新年度がまた始まろうとしていますね
さて、受験生が英語学習をする際に必ず通る道、「英単語の暗記」ですが、みなさんは英単語をどのように覚えていますか??
私は昭和世代なので、英語塾の先生に
「単語は辞書を引いて覚えるものだ!」
「辞書は手垢で真っ黒になるまで引け!」
と教わったことや
そもそも暗記科目に、とんでもなく苦手意識があったこともあり、英単語帳で単語を覚えたことがありません。
学生の頃から
・ひたすら精読する量をこなす
・わからなかった単語を辞書で引きまくる
⇒そのうち覚える
といった学習法です
※実は翻訳家になった今でもそんな感じです。。
一方で、主流の「単語帳」を使った暗記法がありますね。我が家の受験生たちもご多分に漏れず、単語帳を使って覚えています。そして、口をそろえて、「やっぱり、単語を覚えたら全然違う!長文読解がよくわかるようになった」と言うのです。
外国語を理解するのに「語彙力」は必須。
これは明らかです。あとはどうやってその「語彙力」を手に入れるか?
まず、
・語彙力をつける「目的を明確にする」
そして、
・自分に合ったやり方で「続ける」
この2点だと思います。
受験生や資格試験など
・範囲
・期間(期限)
が決まっている場合は、「単語帳を使う」方法は効率がいいと思います
ビジネス英語でも、プレゼンする場合など、話す内容が決まっているときも自作の単語帳を作るのは効率的です。ところが、単語帳学習は、非常に効率的である一方、単調でなかなか続かない、という方もいらっしゃると思います。
単語帳以外の方法として、単語帳を使った暗記が苦手な私がオススメする方法は
「洋書を読む」です
日本語でも読書量が多い人の語彙力が高いことに、気づいている方も多いと思います。読書量、しかもさまざまなジャンルの本を読めば読むほど、語彙力は上がっていきます。一つの単語でも異なる場面で出会う回数が増えれば、その単語が持つ本来の意味を身につけられるわけです。
ここで気をつけていただきたいのが「大量にさまざまな場面で出会う」こと。つまり、私が学生の頃やっていたように、いちいち辞書を引いていたのでは量が追いつきません。日本語の本を読むときを思い出してみてください。
わからない言葉が出てきたら辞書を引きながら読んだりしないと思います。
わからない言葉は
「文脈から推測する]
英語でもここを意識して読むと格段に語彙力が上がってきます。そして、もしも、わからない単語ばかりで内容を理解できないような洋書を読んでいるのだとすれば、その時は、思い切ってレベルを下げて易しい洋書を読むことをオススメします。
『わからない単語を文脈から理解できるくらいのレベルの本を読む』
日本語の本を読む時を思い出してみてください。自分に合ったレベルの洋書を見つけられると、辞書など引かなくとも面白いように洋書をスラスラ読めるようになりますし、気づいたら以前は読めなかった本まで読めるようになっていますよ。