100万語読んだけどリスニングが上がらない?!
こんにちは!
洋書で英語力を底上げ!
英語脳を鍛えるコーチ山口とうこです。
本日は、みなさまからのご質問に回答いたします!
「100万語多聴多読したのにリスニング力がついている気がしないです」
実は、非常に熱心に多聴多読に取り組んでいらっしゃる方から、いただくことが多いご質問です。
ここで確認していただきたいことは
①返り読みをしていないか?
②8割程度の理解度で読んでいるか?
③何を聞いてリスニングが
できていないと感じたのか?
ということです
①返り読みをしていないか?
私たちは、学校で長い英語の文章を日本語に訳すように習います
たとえば
I will explain to you how I got here today.
を
「本日、私がどのようにここへ来たのか、ご説明しましょう。」
と後ろから訳すのが返り読みです
一度最後まで読んでから後ろから日本語に訳していくため、映画やネイティブとの会合で同じように日本語に訳していたら、ネイティブの話すスピードには全然追いつきませんね。
途中で話しのスピードに追いつかず置いてけぼりになるため、リスニングができていない、と感じてしまうのです。
では、どんなときに「返り読み」をしてしまうのか?
それは、英語を英語のまま理解できる自分のレベルよりも難しい本を読んでいるときです。
「返り読みしなくても理解できるレベルや構造の文章を読む」
ここを意識することがポイントです。
②8割程度の理解度で読んでいるか?
実は、理解度も非常に大切です
簡単すぎず
難しすぎず
自分のレベルよりも、ほんの少しだけ難しいものを選ぶことで、レベルがどんどん上がっていきます。英語学習をがんばろうと思えば思うほど、難しい本を選びがちです。実は私もそうでした。難しい本を選んでしまうと、
結局、
(a)意味がわからなくて身につかない、か
(b)精読してしまって、リスニング力の向上に繋がらない
ということになってしまいます
「英語を英語のまま返り読みをせずに8割理解できるレベルを探す」
これが見つかると驚くほど伸びるのが早いです!
そして、①も②もできているのにリスニングが伸びないと感じる場合は
③何を聞いてリスニングができていないと感じたのか?
を確認してみてください
初めて聞いたり見たりした音声の場合、語彙そのものを知らないから聞こえてこないのかもしれません。英語という一つの言語を学ぶのですから膨大な量の語彙力は一朝一夕には身につきません。
リスニング力の伸びを確認したい場合は、以前、聞いたけれどあまり理解できなかったものを再度聞いてみて、どれくらい理解度が上がっているかを確認することが大切です。
リスニング力が上がってないな、と感じるときは
◎何を聞いたのか?
(ビジネス会合、ドラマ、映画、etc.)
◎具体的に何がわからないと思ったのか?
(語彙、表現、発音、etc.)
を、分析してみてください
具体的な分析を元にひとつずつ問題を解決していきましょう!