台風27号に続き、28号も発生へ。さらにもう一つ?
台風28号が発生へ
昨夜(17日18時)南シナ海に台風27号が発生しましたが、わずか1日も持たずに、きょう15時にベトナム付近で熱帯低気圧に変わりました。今年これまでに発生した台風の中では最も短命で終わったことになります。
一方、今度は日本のはるか南海上(フィリピンの東)に発生している熱帯低気圧が今後24時間以内に台風へ発達する見込みとの情報が気象庁から発表されています。
発生すれば台風28号ということになるでしょう。
日本の南海上ではさすがに海水温は下がってきていますが、この熱帯低気圧があるあたりの海水温はこの時期になってもまだ29℃以上もあるため、勢力を強めながらフィリピン方面を指向する可能性があります。
なお、この台風に対しては、多くの計算結果がフィリピンから南シナ海へ進む計算となっています。
トリプル熱帯擾乱?
タイトル画像をご覧いただきますと、ベトナム付近にある熱帯低気圧、フィリピンの東にある熱帯低気圧の他、このさらに東方海上の赤道付近で別の雲の塊がまとまってきている様子がうかがえます。
気象庁の予想では今後このあたりで台風の卵が発生する予想となっています。
種々の計算の中には、この台風の卵が今週中に台風へと発達し、北西方向へ進んでくる結果も見受けられます。
参考までにヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予想では、この熱帯擾乱(台風?)が今週末の土曜日から日曜日頃に、小笠原の南海上を通過する計算となっています。
なお11月の台風接近に関してはこちらを参照なさって下さい。