和洋中そろい踏み！グランドパレス川端内にある『レストラン屋久杉』のランチに注目！

幸せは、お肉とろけるビーフシチューと共に。

今年で創業75周年を迎えたグランドパレス川端。結婚式や同窓会など「特別な日」を彩る大仙の超メジャーな施設だが、実はコスパ抜群のランチも侮れないことをご存じだろうか。そう、今回紹介するおススメのランチスポットは、グランドパレス川端内にある『レストラン屋久杉』だ。

……と、導入の文章を頭に描きながら館内に入ったのはいいが、どうやらレストランが団体さんの予約で満席のようである。よく考えたらこの日は祝日だ。そうだよね、混んでるよね。導入の文章を頭でこっそり削除しながら、トボトボと引き返そうとしたそのときである。

「もしよろしければ、別室にご案内いたしますが、いかがですか？」

マジすか。これは嬉しい誤算。どうやら現在川端ではレストランが満席の場合、このような対応を行っているようだ。

そんなわけで今回は、別室でホリデーランチと洒落込もう。ちなみに今日の私の格好は、上下お揃いの緑色のジャージに野球帽。このガチャピンのような格好と、部屋のエレガントな雰囲気が若干ミスマッチだが、ひとまずランチメニューのチェックといこう。

ランチメニュー

日替わりランチ：1,000円、天丼定食：1,100円、焼売エビチリ定食：1,100円、ビーフシチューセット：1,100円、ワンプレートランチ：1,200円、屋久杉御膳：1,650円など。

おお、こいつは凄い。天丼に焼売にビーフシチューと和洋中そろい踏みだ。ちなみにこの日の日替わりランチはヤンニョムチキン。……って、まさかの韓国料理まで網羅。そんな中、悩めるガチャピンが下したファイナルアンサーは、寒い季節に嬉しいこの料理だ。

とろけるお肉に嬉しいスイーツ！『レストラン屋久杉』のビーフシチューセットとは？

さあ、お楽しみのビーフシチューセットが登場だ。メインのビーフシチューにフレッシュなサラダ、コンソメスープにミニスイーツまで付いている。晩秋の空から舞い降りた、コスパ抜群のビューティフルランチ。その中でも特に気になるのが、やはり真ん中のメインディッシュだ。

おお、こいつは柔らかい。大きめにカットされたお肉が、私の口の中で見事にとろけて消えた。まさかの牛肉イリュージョン。お肉って、こんなに柔らかくなるのか。ひそかに感心しながらコクのあるシチューをスプーンで捕まえて、その勢いでライスやコンソメスープにも手を伸ばす。シチューの海に鎮座する、彩り豊かな野菜たちも良い仕事をしている。

ビーフシチューを完食した後は、温かい珈琲をお供にスイーツタイムへ。手前のミニショートケーキはまさに王道。甘すぎない生クリームと苺ソースのバランスが絶妙で、子供から大人まで楽しめる味だ。対するチョコレートケーキはちょっぴりビターで、珈琲と相性抜群。メインのビーフシチューもさることながら、異なる味を楽しめるスイーツタイムも嬉しい。

「勝負めし、ふたつ」

むむ。お隣さんのその声を聞いて、思わずチラ見する私。現在グランドパレス川端内のレストランでは「竜王戦 大仙対局」の勝負めし候補に選ばれていた大綱ポークの大仙醤みそカツ重も提供中。地元産のブランド豚を使ったチカラめしにも注目だ。

いつもの一日をちょっぴり特別な日に変える、グランドパレス川端のプチ贅沢ランチ。親切なフロントの方に見送られながら、ニヤケ顔で老舗を後にする私である。