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朝日杯優勝5回のレジェンド羽生善治九段(52)今期本戦出場を目指して12月14日、二次予選登場

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 12月14日。東京・将棋会館において朝日杯二次予選の対局がおこなわれます。カードは以下の通りです。

【1回戦】10時~

羽生善治九段(52歳)-長谷部浩平五段(28歳)

三枚堂達也七段(29歳)-青嶋未来六段(27歳)

【決勝】14時~

上記勝者同士

 朝日杯は持ち時間40分、切れたら1手1分未満という早指し棋戦です。これまでに多くの棋戦で輝かしい実績を積み重ねてきたレジェンド羽生九段。本棋戦でも5回の優勝を飾っています。

 羽生九段はここ3期、二次予選敗退が続いています。今期は久々の本戦進出なるでしょうか。

 羽生九段と対戦する長谷部五段は一次予選から勝ち上がってきました。両者は2021年3月、王位戦リーグで1回対戦し、羽生九段が勝っています。

 この組からの勝ち上がり者は、本戦トーナメント1回戦で稲葉陽八段と対戦します。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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