ことしは「暑さ寒さも彼岸まで」にならない!今週は東京も雪予報・西日本は吹雪に注意:気象予報士解説
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われるものの、近年は春のお彼岸を待たずに暖かくなる年も珍しくありませんが、ことしは冬のような寒さのお彼岸になりそうです。
昨日18日は各地で北風が強まり、関東など強風被害が発生した地域もありました。この強風をもたらした冬型の気圧配置は今日19日には一旦緩むものの、その後も上空の寒気は多少の強弱はあれど居座る見通し。
春分の日である20日(水)は東京で雪が降る可能性があるほか、西日本では暴風雪警報が出るおそれのある地域もあり、暦の上では春分でも「冬の嵐」に注意が必要です。
春分の日は「冬の嵐」…都心で雪予報も
春分の日である20日(水)は再び冬型の気圧配置となり、近畿~九州の各地で強い風とともに雪が降って吹雪になるところがありそうです。
気象庁からは西日本の広い範囲で風雪注意報や暴風雪警報が出る可能性があるほか、山陰に関しては大雪に関する情報を出しています。
また東京の20日(水)の予報は「くもり一時雨か雪」となっていて、今のところ雨の確率の方が高いものの雪になる可能性もある、という判断になっています。
今週の寒さ、いつまで?桜の開花は??
昨日18日は北風が強く吹き、関東など強風被害が発生した地域もありました。
強風の原因となった冬型の気圧配置は今日19日に一旦緩みますが、上空の寒気は多少の強弱はあれど22日(金)頃まで居座りそうです。
一方で23日(土)以降は全国的に気温が一気に上がり、再び春本番の陽気に。
東京や福岡など大都市も含め、桜の開花も一気に進みそうです。