大火災報道から何を学ぶか:「対岸の火事」の意識を越えて
■日本テレビNNNドキュメント「大火の街からの警鐘~検証・糸魚川大規模火災~」
■テレビ新潟「糸魚川大火の警鐘〜あれから1ヶ月 復興への進路」
2月26日(日) 24:55(27日午前2:55)、日本テレビNNNドキュメントで「大火の街からの警鐘~検証・糸魚川大規模火災~」が放送されました。
この番組は、2016年12月22日昼から30時間続いた新潟県糸魚川市の火災「糸魚川大火」のドキュメンタリーです。元番組は、地元ローカルのテレビ新潟が1月21日に放送した55分間の番組「糸魚川大火の警鐘〜あれから1ヶ月 復興への進路」で、今回30分間に再編集し全国放送されました。
糸魚川大火は、大震災による火災を除けば、40年前に山形県で発生した「酒田大火」以来の大火です。火災発生時に、すでに多くの報道がなされましたが、番組では大火に至った経緯とその後の出来事が丁寧に描かれていました。
火事は、身近な災害です。ただ、これほどの大火になるとは、私たちは予想していませんでした。
タイタニック号ができた時、私たちは不沈艦だと思いました。何度も津波被害を受けた結果として三陸にスーパー堤防ができた時、これで大丈夫だと私たちは思いました。専門家ですら、そう思っていました。東日本大震災までは。
町中が火に包まれるような大火も、大地震でも起きなければ、もう過去のことだと私たちは思っていたかもしれません。しかし実は、大火の危険は私たちの日常に潜んでいます。
■糸魚川大火の真実
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