京都市上京区・今年の桜納め! 200年以上続く老舗の味を引き継いだ和菓子店の桜餅&花見だんごに舌鼓
今日は火曜日。にも関わらず、記事をアップしているということは……そう!食堂&中華&ラーメンなどなどのいつものお店ではない、あまりこちらではアップする機会が少ないタイプのお店のご紹介です。今回はメインビジュアルを見ていただけばわかるように、和菓子のお店。たまたま見つけたんですが、超老舗の味を受け継ぐいい感じのお店でした。ではどうぞ。
こちらが今回お伺いした「祇園饅頭 出水店」さん。最寄り駅は地下鉄二条駅でしょうか、北東へ約1.4km、徒歩20分ほどのようです。おクルマの方はお店の目の前にコインパーキングがありますので、そちらへどうぞ。
ショーケースにはおいしそうな和菓子が並んでましたよ。街中ではないという立地もあるかと思いますが、どれも150円ほどとお手頃価格なのもうれしー!
で、こちらのエエ感じの縦型ガラスケースには「おけそく」と赤飯が。「おけそく」って知ってました? 私は知らなかったので、ちょいと調べてみましたら、法事のときに仏壇にお供えするお餅なんですって。漢字は「御華足」「御花足」とかを使うようで、元々「けそく」がお供え物を載せる器のことだったのが、お餅を載せることが多いのでお餅自体を「おけそく」と呼ぶようになった、みたいです、多分、知らんけど。
ちなみに赤飯はしっかり量の入ったパックがショーケース上に置かれてました。こちらもおいしそー!
んで、今回は桜の季節を惜しんで「桜餅」150円(1個)と「花見だんご」150円(1本)を買ってみました。もう見るからにおいしそうじゃないっすか!
花見だんごに寄ってみましたよ。食べてみると、見たまんまのモッチリさがたまりません。お味もどれも程よくてあっという間に食べてしまいました。お茶持ってきてー!
んで、桜餅はカットしてみましたよ。こちらもモチっとした食感と程よい甘さのあんこがベストマッチングー。桜の葉の塩気がこれまた良くてですね、こちらも即無くなりました。お茶もう一杯〜!
ネットで調べてみたところ、ご主人は創業文政2年、現在は京都南座の隣にある老舗「祇園饅頭」さんで修業されたあと、こちらで独立されたそう。少しお話をお聞きすると、確か20年以上修業されて、ここでもう40年以上っておっしゃられてたような……。ご主人がいらっしゃった当時の味をそのまま変えずにずっと作り続けてるんですって。たまたま見つけたお店がそんな歴史を持っていたなんてツイてるわ〜と思いつつ、また5月には柏餅とちまきを買いに行っちゃおうと思っております。
祇園饅頭 出水店
住所/京都市上京区出水通日暮西入金馬場町170-6
営業時間/8:00〜18:00 ←要確認
定休日/木曜 ←要確認