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【神戸市】ビーフシチューにチキン、海老!神戸の洋食文化と駅の変遷を感じられる「神戸ステンショ辨當」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

神戸-大阪間鉄道開業150周年を記念し、神戸の淡路屋と姫路のまねき食品が、時代の変遷を感じられる特別な駅弁を販売しています。今回はその中から淡路屋の「神戸ステンショ辨當」をご紹介。ボリュームたっぷりのお弁当で、鉄道好きな方はもちろん、鉄道に興味ない方でも満足できるお弁当になっていますよ!一部の売店限定で記念ポストカードもプレゼントされます(詳細は記事下部)。

パッケージのデザインは、神戸出身の鳥瞰図絵師である青山大介氏によるもので、この商品のために書き下ろされました。1874(明治7)年の開通当時に建設された初代神戸駅から一番列車が走り出す様子が描かれています。

この「神戸駅鳥瞰絵図1874」はパッケージだけではありません。蓋を開けると、2つ折りの大きなサイズの絵図が付録として入っています。

表面は鳥瞰絵図全体、裏面は鳥瞰絵図と現在の地図を重ね合わせた特別絵図になっています。

現在のハーバーランドのプロメナ神戸や神戸新聞が入っているビルあたりにも線路が敷かれていたり、神戸煉瓦倉庫のあたりから先は海だったりと、150年前の神戸駅周辺の移り変わりを知ることができます。

ここでは裏面はあえてお見せしません。ぜひ、「神戸ステンショ辨當」をお買い求めの上、「神戸駅鳥瞰絵図1874」を手に入れてくださいね。鉄道ファンならずーっと眺めていられますよ。

さて、肝心のお弁当ですが、こちらも期待を裏切らない内容。

神戸港開港とともに、西洋からさまざまな文化が入ってきて根づいた神戸。 「洋食文化」もその一つ。その神戸の「洋食文化」を1つのお弁当の中で表現。ビーフシチュー、エビフライ、チキン南蛮などがたっぷり入ったとても食べ応えのあるものに仕上がっています。

大きなサイズの鶏の唐揚げにたっぷりのタルタルソース、甘酢たれのチキン南蛮とエビフライ。そしてスパゲッティ。洋食の王道メニューをここに凝縮。

普通のよくある洋食弁当だと、これだけで終わるところですが、なんとビーフシチューも入っているのが嬉しいですね。神戸には元町の伊藤グリルをはじめ美味しいビーフシチューを出す洋食屋さんがいくつかあります。やはり神戸の洋食といえば、ビーフシチューは外せません。

やわらかいお肉で美味しい〜。

そしてご飯は、きのこピラフ。

あと、ニンジン、パプリカ、ブロッコリー、ポテトサラダ、玉子焼き。洋食のすべてがこの一つの箱に詰まっています。

西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の協力で作られた淡路屋の神戸-大阪間鉄道開業150 周年記念駅弁は2種類。

もう一つは、開業当初「梅田すてんしょ」などと呼ばれた大阪駅がテーマの「梅田ステンショ辨當」。こちらのパッケージデザインは、初代大阪駅を描いた錦絵。大阪の名物が詰まったお弁当になっています。2種類のお弁当を買って、神戸駅だけではなく、大阪駅の歴史を感じながら食べ比べするのもおすすめ。

販売期間は、2024年9月30日までを予定しています。

神戸ステンショ辨當1個につき、記念ポストカードをプレゼント!

三ノ宮駅の臨時売店(5月21日まで)、および新神戸駅(ホーム売店含む)、西明石売店では、「神戸ステンショ辨當」1個につき、記念ポストカードがプレゼントされます!(梅田ステンショ辨當は対象外)

基本情報
商品名:神戸ステンショ辨當 1,280円(税込) 
販売店・メーカー:淡路屋
販売期間:2024年5月11日〜9月30日

淡路屋 公式サイト(商品一覧、販売店などはこちら)
淡路屋 公式サイト 神戸-大阪鉄道開業150周年記念駅弁を発売します。
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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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