【福岡市早良区】ディープな商店街 勝鷹水神商店街の中にある『西新たこやき風味道』
お散歩ライターの石井つかさです。
西新中央商店街から少し入ったところに、勝鷹水神商店街というディープで小さな商店街があります。その商店街の一つに『西新たこやき風味道』というたこ焼き屋さんがあります。
先日、小腹が空いたため、こちらのたこ焼きをおやつに買って食べてみて驚きました。これは、本場大阪のたこ焼きでは?と。ということでその真偽を確かめるべく再度来店してお話を伺いました。
こちらのオーナーさんは、大阪の天王寺にある有名なたこ焼き店で修行をしていたそうです。30歳までには福岡に自分の店を持ちたいということで、一念発起し独立したそうですが、そのタイミングで西新にちょうどいいテナントが空いていなかったので、最初は移動販売から始めたそうです。
移動販売は福岡エリアだけでなく、お隣佐賀県の唐津市などにも出店したそうです。そして2020年にちょうどいいテナントがあったので、やっと店舗を持つことができたという話でした。
この日はランチタイムにお邪魔したので、たこそばハーフセット(税込630円)をいただきました。名前通り、たこ焼きと焼きそばがセットになっている、なんとも心踊る組合せです。
注文時に、たこ焼きと焼きそばの味を選びます。今回は焼きそばをソースで、たこ焼きを醤油にしてみました。本当はたこ焼きもソースにしたかったのですが、焼きそばがソースなので、たこ焼きはあっさりめの醤油にしました。他にも色んな味があるので目移りしますね。
鉄板で焼きそばを作る姿がいいですね。お祭り感があるというか。
たこ焼きも手際良くクルクルと作っています。
焼きそばを作っていると、コンパクトで雰囲気のいい店内にソースの香りが充満していい感じです。
しばらく待つと、お待ちかねの「たこそばハーフ」がやってきました。この見た目はたまらないですね。幸せな瞬間です。
焼きそばの麺は、もちもちした麺で香ばしく炒めてあります。たこ焼きは、中が半分空洞のようになっていて、熱々の生地がトロッとしています。焼きたてのたこ焼きを口に入れると「パフッ」という音と共に中から熱々の生地が流れ出してきます。本当に熱いので猫舌の方は注意が必要です。
西新で本格的なたこ焼きを食べることができるのは本当にありがたいです。今後はヘビロテすること間違いなしです。