ポケゴーの次は『ハリー・ポッター:魔法同盟』だ!最新ARゲームが米国などで配信開始。日本ももうすぐ!
2019年内の配信開始が予告されていた『ハリー・ポッター:魔法同盟』が米国、英国などで正式配信開始されました。『ハリー・ポッター:魔法同盟』はイングレスやポケモンゴーと同じ位置情報を活用するリアルワールド・プラットフォームを使った最新のARゲームです。なお、日本でも登録受付はすでに始まっており、そう遠くないうちに『ハリー・ポッター:魔法同盟』の配信が行われるものと思われます。
米国、英国などでの正式配信に先立ち、ハリー・ポッターアトラクションのある米国ユニバーサルスタジオハリウッドで、6月18日にローンチイベントも開催されました。
このイベントでは、Niantic, Inc. CEOのジョン・ハンケ氏より、以下のようなスピーチがあったそうです。
「本日は、魔法界のファンの皆様にとって、新たな冒険に出掛けるためにドアを開けた、素晴らしい旅の始まりの日です。過去7年間に私たちが拡張現実(AR)とリアルワールドのゲームデザインに関して学んできたもの全てを、このゲームに詰めこんでいます。」
これまでのイングレスやポケモンゴーは位置情報をベースにして、陣地取りやその場でポケモンをゲットするという類いのゲームでした。しかし、今回の『ハリー・ポッター:魔法同盟』は、さらにプレイヤーをゲームの世界に没入させる設計となっています。また、開発にはWarner Brothers Interactive Entertainment も参加しており、そのゲームデザインやコンテンツ制作の知識も導入されています。
▼『ハリー・ポッター:魔法同盟』まもなく配信!インターナショナル トレーラー
『ハリー・ポッター:魔法同盟』公式サイト(https://harrypotterwizardsunite.com/ja/)
『ハリー・ポッター:魔法同盟』ではプレイヤーは魔法省に志願して、国際機密保持法特別部隊の新入隊員という魔法使いとなります。そして、他のプレイヤーやチームと争うのではなく、マグルの世界(人間の世界)にあふれ出た魔法を調査し、他のプレイヤーとは協力しながら大災厄の謎を解き明かしていくことになります。ゲームの名前に「魔法同盟」という言葉が入っているのは、そういうことです。
ハリー・ポッターという物語そのものが、人間の世界と魔法の世界が異世界であるという位置づけではなく、人間の世界の延長線に魔法の世界があるということになっています。だから、『ハリー・ポッター:魔法同盟』でも、いろいろな魔法の形跡が人間の世界のいろいろなところに隠れているということになっているわけです。
『ハリー・ポッター:魔法同盟』のプレイヤーにとって、世界はドアを開けると、そこは現実の位置情報とリンクする魔法の世界になります。早く、日本でも謎の物体を発見したり、魔法動物と出会ったり、さらに呪文を唱えて戦うなんてことをしたいですね。とにかく、あと少し待ちましょう。
※本記事の写真・画像は『ハリー・ポッター:魔法同盟』広報事務局より提供を受けています。