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まもなく取り壊し 太宰治が通った三鷹の跨線橋にはどう行くの?

とらべるじゃーな!穴場ずらし旅、愛好家

関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。

JR三鷹駅の近くにある、太宰治が通った三鷹の跨線橋(三鷹駅徒歩7分)が間もなく取り壊されます。晴れた日には富士山を望み、特急あずさなどが行き交い、子どもがいると汽笛を鳴らしてくれます。

三鷹駅では、ジブリ美術館方面と書かれた、南口が分かりやすいです。

南口を出たら右へ。タリーズコーヒーの茶色い建物の前を通り、線路沿いにまっすぐ進むだけです。

3分半で跨線橋が見えます、さらに3分半歩くと到着です(合計約7分)。

太宰治がよく散歩に来た跨線橋

太宰治がよく散歩に来た跨線橋が見えてきました。

太宰治は、1939(昭和14)年9月から約9年間三鷹で暮らし、「走れメロス」「斜陽」「人間失格」などを書き記しています。

JR東日本による表示には「工事は2023年12月11日着手を予定しています。工事着手までは引き続きご利用いただけますが、混雑時はご利用を一時お断りします」とあります。

3週前の平日でも多くの人が訪れていたため、12月9・10日は利用制限がかかるかもしれません。12月2・3日や平日がおすすめです。

案内板(右)は、古くなり、ひっくり返ったまま修理されていませんでした。跨線橋のたもと(三鷹駅南口から近い側)にあります。

押さえておきたい、下からのアングルの撮影。古いレールを再利用しているようです。

近年は地方でしか見なくなった、コンクリートのままの階段も見どころです。

色とりどりの電車や富士山の風景

車庫があるため、目の前を電車が通ります。

晴れていれば、富士山も見えます!

なかなか見られない風景

跨線橋の上からは、碍子(がいし)や電車の天井を間近に見ることができます。

碍子と電車の組み合わせも、撮影可能。

この景色も写真に残したい

つる草も印象的で、写真に残したいです。

跨線橋を下から見た景色(北側より)。午前中は逆光のためもうひとつでしたが、ぜひ撮影したい景色です。

忘れがちな撮影スポット
・跨線橋の鉄骨を下から見たアングル(南側)
・昔ながらのコンクリートの階段(両側)
・つる草と鉄骨(北側)
・跨線橋の渡る部分を下から見たアングル(北側)

特急あずさは1時間に2本前後のシャッターチャンス!

特急あずさは、おおむね1時間に1本のため、上り下り合わせ1時間に2本程度です。事前に時刻表を調べておくと良いですが、分かりやすいのは新宿駅を毎時(7~21時)正時(00分)に出て、立川駅を約20分後に通る下り便です。

特急あずさ、特急かいじはじめ、各列車とも跨線橋に人がいれば、汽笛を鳴らしてくれることが多いです。(子どもが必死で手を振らなくても、ここでは鳴らしてくれるよう)

帰りは三鷹駅北口経由もおすすめ

帰路は、行きと反対側の道路を歩き、三鷹駅北口を目指すこともできます。少し分かりづらいところがありますが、帰りなら迷わないでしょう。

北口には、玉川上水が流れている場所があります。羽村から来た玉川上水は、三鷹駅を北西から南東に貫いており、南東へ向かうと、ブラタモリ吉祥寺編のルート(玉川上水、井の頭公園)に出ます。

【ブラタモリ吉祥寺・ロケ地】タモリさんが知られざる地形を探る#94(とらべるじゃーな!)

太宰の痕跡を追う場合、次のページが便利です。

太宰ゆかりの場所 - 太宰が生きたまち・三鷹 - 三鷹市(外部サイト)

都内や関東の日帰りの旅は下のページをご覧ください。

【関東日帰り】自然や田舎で癒される穴場★ずらし旅20選(とらべるじゃーな!)

穴場ずらし旅、愛好家

宿泊歴500泊。関東周辺の穴場★ずらし旅スポットを紹介。日本テレビ(2023年)、TBSテレビ(2024年)に旅の専門家として登場。Yahoo!ニュースエキスパート公式旅行ライター(2023年7月企画賞)。JTB運営・地理旅行検定取得済み。東京都在住。

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