ギリギリ支配下入りのホークス釜元豪、新背番号でさっそく打点!
現在ウエスタンの盗塁王
【7月31日(金) ホークス9-0バファローズ 雁の巣球場】
7月31日の登録期限最終日に、ホークスは釜元豪選手と支配下選手契約を交わした。11年育成ドラフト1巡目で入団した釜元は、4年目の今季は持ち前のスピードを生かして、現在ウエスタン・リーグの盗塁王(14個)に立っている。
7回に犠牲フライ
午前中にヤフオクドームで会見を行った釜元は「嬉しい。でも、ここがゴールではなく最終目標のための通過点です」と気を引き締め直し、午後は2軍戦出場のために雁の巣球場へと移動した。
さっそく背番号「60」でベンチ入り。4回表、長谷川勇也に代わって「1番センター」で出場した。最初の打席は三振に倒れたが、7回裏に回ってきた1アウト二、三塁での打席ではライトへ犠牲フライを打ち上げて打点をマークした。
ホークス左打者に継承される「背番号60」
試合後には「若鷹スピーチ」に指名された。くるりと回って背中を見せ「ユニフォームを忘れたわけではありません。今日、支配下登録されました」と話すとスタンドからは拍手が起こっていた。
ホークスの「60」といえば、昨年までは中村晃が背負い、古くは門田博光もつけていた背番号である。釜元も同じ左バッター。今後の更なる飛躍が楽しみな若鷹である。