【倉敷市】期間限定。景色とアートを無料で楽しめるイベントに行ってみた
暑さが和らぎ、日中のおでかけもしやすくなりましたね。気候がいい季節に家にこもっているのはもったいないですよ。おでかけプランの参考に、「こじまブルーアートフェスティバル 2022」を紹介します。
イベント内容
倉敷市児島地区の6か所に展示された現代アートを巡るイベントです。アートを通じて児島の景色などを知って、全国へ発信していくことを目的としています。
▼アートの展示場所と作家名(敬称略)
- 児島観光港…中桐聡美(なかぎり さとみ)
- 児島市民交流センター…李侖京(イ ユンギョン)
- むかし下津井回船問屋…金孝妍(キム ヒョヨン)
- 鷲羽山ビジターセンター…高松明日香(たかまつ あすか)
- 鷲羽山レストハウス…児玉知己(こだま ともき)
- 旧野﨑家住宅…李侖京、金孝妍、児玉知己
6か所中5か所は鑑賞が無料。「無料」の言葉に弱い筆者が行かないわけがありません。それにアートって心を豊かにしてくれるので、好きなんですよね。早速、児島に向かいましたよ。
実際に行ってみた
6か所のうち、3か所を巡りました。
児島観光港
児島の海の玄関口「児島観光港」。港からは香川の島、本島までの定期船やクルージングが出ています。
作品は児島観光港の駐車場入り口から左手奥に。
シルクスクリーンで児島の景色が描かれています。瀬戸大橋もありました。
作品は青と白の濃淡で、児島の特徴を見事に表しているんです。海、しぶき、空、雲、島、橋が描かれています。ぜひ遠目からと近くからで見比べてください。波の描かれかたが場所によって全く違い、海の表情の豊かさに気づかされます。
児島市民交流センター
児島市民交流センターには、交流棟と図書館・ホール棟の2つがあります。作品を観るなら、ドーム型の交流棟のほうへ行きましょう。
見上げると作品の一部が2階にも伸びているようでした。
作品が頭上にあることで、交流棟の天井絵にも目が行きます。建物も作品の一部となっているように感じられました。
むかし下津井回船問屋
明治時代の回船問屋を復元した施設です。お食事処や土産物売り場、資料館があります。では、アート作品がある母屋へ行きましょう。
4作品が玄関口と障子、2つの床の間に。どれも円形で金や銀の色が使われていて、違和感なく建物に溶け込んでいます。
現代アートは観る人によって感じかたや解釈が異なりますよね。筆者には床の間の作品が十五夜の月とうさぎのように感じました。
児島でアート鑑賞しませんか?
児島の景色と一緒に楽しむアートイベント。今回巡った作風は会場ごとに全く違い、他の作品も気になりました。児島は海も山もあるので、景色を楽しみつつ作品を巡ると十二分に楽しめそうですね。芸術の秋ですよ。児島のアートを鑑賞しに行きませんか?
<詳細情報>
こじまブルーアートフェスティバル 2022
開催場所:岡山県倉敷市児島地区
電話 :086-472-4450(児島商工会議所)
開館時間:スポットによって異なる
開催期間:2022年9月29日(木)~11月6日(日)
※児島市民交流センターの作品は10月5日(水)まで、旧野﨑家住宅の作品は11月13日(日)まで
料金 :無料、旧野﨑家住宅は大人500円・小中学生300円・高校生以下は土日祝無料
URL :公式HP