秋晴れの日はどこか景色のよい所をブラブラしたくなりますよね。
そんな日はお台場をお散歩するのはいかがでしょうか。
お台場へはゆりかもめやりんかい線を使って行くのが便利ですが、今回はお台場のシンボル・レインボーブリッジを歩いて渡ってお台場に降り立ちます！車やゆりかもめと並んで歩くのはワクワクしますよ♪

歩いて行かないとなかなか立ち寄る機会がないであろう第三台場の跡地・台場公園や、フジテレビのギャラリー見学、ショッピングまで！お一人でもデートでも楽しめるプランです！

■芝浦ふ頭駅からスタート！

ゆりかもめで新橋駅から約7分、豊洲駅から約25分。今回のスタートは芝浦ふ頭駅から！
改札を出たら１A出口を降りていきます。駅にも「レインボーブリッジ遊歩道」の矢印があるのでわかりやすいですよ。
そこから10分程度歩くと、レインボーブリッジ遊歩道の看板が。そこを左に曲がり、さらに進むと遊歩道へつながる建物に入ります。

建物の中でノースルートとサウスルートに分かれます。ここでルートを決めたら、それぞれのエレベーターに乗り、7階まで一気に上がっていきます！

ノースルートは東京タワーやビル群、東京スカイツリー(R)を眺めながら歩ける建物遠望ルート、サウスルートはお台場海浜公園やフジテレビの展望室、工業地帯を眺めて歩ける海辺遠望ルートです。究極の選択なので、ぜひ2回訪れたいところ。取材日はサウスルートを選びました。

エレベーターを降りたらいよいよウォーキングスタートです！

ところどころ視界がひらける場所があり、徐々にお台場が近づいてくるのがわかります。

車の真横を通るので、排気ガスで手すりなどはきれいとは言えません。洋服等が触れないようにしましょう。気になる方はマスクがあるといいかもしれません。

お台場側に近くなると、ノースルートとの合流地点があります。ここから少しノースルートの方に行けるので、景観の違いを楽しむのもおすすめ！ノースルートはビル群が白く光っていて美しい！

■台場公園を散策してみよう！(約30分)

レインボーブリッジを渡り終え、ゲートを通って右側に進むと台場公園に入っていきます。

「台場」は、ペリー来航で知られる黒船の来航に備え、江戸幕府が築いた砲台でした。1926年に国指定史跡に指定され、現在は第三台場と第六台場が残っていて、この台場公園は第三台場の跡地です。
ちなみに先ほどレインボーブリッジから見下ろした第六台場は自然のままで保存され、人が立ち入ることができません。

台場公園の中心の窪んだところは陣屋だった場所。外側の盛り上がったところには砲台が残っています。

1周してみると、公園ながらアップダウンがあり歩きごたえがありますよ。
ペリーの時代に思いを馳せながらベンチで休憩してみるのもいいかも。

■THE OPEN BAKERYで優雅にランチ

台場公園から海辺を10分程度歩き、信号を渡るとすぐ。マンションの1階にTHE OPEN BAKERYがあります。
お昼をすぎると人気のパンは品切れになってしまいますが、14時まではランチメニューがあるので、開放的なイートインスペースでできたてをいただくのがおすすめです。

今回はクロックムッシュをチョイス。

2枚の食パンの間にホワイトソースとハム、一番上はとろとろのチーズで覆われています。
カリカリムチムチの食パンの耳はとってもしっかりしていて、ナイフで切るのに苦労するほど。しっかり噛みしめるとほんのり甘い……

チーズとハムの塩味もちょうどよかったです♪

この日はクロックムッシュ単品とアイスラテをいただきましたが、野菜を食べたいときは、サラダ+コーヒーか紅茶を選べるサラダセットにもできます。ワンプレートでおしゃれなランチ！

お散歩中のランチにぴったりなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね！

■デックス東京ビーチをぶらり(約30分)

THE OPEN BAKERYから5分ほど歩くと、デックス東京ビーチの入口へ向かう階段が現れます。そこを上ってみましょう。

デックス東京ビーチは船をモチーフにしたショッピングセンターです。
お買い物はもちろんですが、アトラクションで遊べる東京ジョイポリスをはじめ、精巧な蝋人形が見られるマダム・タッソー東京、不思議な写真が撮れる東京トリックアート迷宮館、お台場たこ焼きミュージアム、お子様にはレゴランド(R)など、エンターテインメント施設も充実しています。

丸1日遊べる施設ではありますが、今回は4階にある台場一丁目商店街をぶらり。
昭和時代のハイカラな町並みが再現されていて、駄菓子屋やレトロなゲームが楽しめる場所もあります。
昭和時代を知らないであろう子どもたちも、レトロなゲームに釘付けでした。
一瞬にして昭和にタイムスリップできる、非日常を味わえる場所です。

■自由の女神像をパシャリ！

建物の中を通るのもよいですが、景色を楽しみたい日はぜひデッキを歩いてみてください。
デックス東京ビーチから10分弱で自由の女神像にたどり着きます。

この自由の女神像は、フランスと日本の友好の証として2000年に常設されました。
パリ市の自由の女神像のレプリカで、同じ型を使って現地の鋳造所で作成されたものだそうです。
アメリカの自由の女神像の7分の1の大きさなので、お台場の海とレインボーブリッジを背景に写真におさめるのにはピッタリサイズなのではないでしょうか。

■フジテレビへ行ってみよう！(約1時間)

自由の女神像から橋を渡ってまた10分弱、フジテレビの入口に到着です。

まずはエスカレーターで7階へ。
7階にはフジテレビのグッズが販売されているフジさんがあります。好きな番組のグッズを探してみるのが楽しいです。

同じ7階のチケット売り場で、25階の展望室「はちたま」と、5階のギャラリーの共通券を購入するのを忘れずに。

どちらから見学してもよいのですが、私は5階のギャラリーから見学することに。現在は1973年に放送を開始した「ひらけ！ポンキッキ」で誕生し、今も幅広い世代から人気のキャラクター、ガチャピン＆ムックのミュージアムが常設開催されています。

ガチャピン＆ムックの歴史や番組での活躍ぶり、生態の研究結果など、ガチャピン＆ムックのファンにはたまらない空間です。個人的には、ガチャピンが様々なチャレンジをしている姿に心を打たれました。かっこよすぎます！

一通り見学したら、再び7階に戻って「はちたま」へのエレベーターに向かいましょう。
24階まで一気に上がって展望室へ。もう1つ階段で上がって25階へ行くと、お台場を一望できます！(2025年2月まで25階への直通エレベーターが工事期間のため使用できません)

はちたまの営業が18:00まで、レインボーブリッジのライトアップが日没約30分後……なので、日没が17:00頃になるこれからの時期、はちたまからレインボーブリッジのライトアップを見られそう。ロマンチックですね♪

最後は1階まで下って、エスカレーター横からフジテレビモールへ。旬な番組のポスターがあったり、サザエさんのお店があったりする空間です。サザエさんのキャラクターの形をした「サザエさん焼き」もあります。

■ダイバーシティ東京プラザで流行をチェック！(約1時間)

フジテレビから高速道路の上を横断し、最後に立ち寄るのはダイバーシティ東京プラザ。
こちらもショッピングセンターですが、外国の方にも人気のキャラクターの店や、写真映えするスイーツ等の店舗が集まっています。

今回私が選んだのは、2階のフードコートにあり、カラフルな綿菓子とソフトクリームについつい目がいってしまうDECORA CREAMERY。

綿菓子を食べ切れる勇気がなかったため、私はソフトクリームを選びましたが、友達同士ならぜひ大きなレインボー綿菓子をご賞味あれ！
どんなものか気になる方は、Instagramをチェックしてみてくださいね。

ファストファッションからちょっと贅沢なファッション小物まで充実しているので、時間があれば店舗がある6階までくまなく見ると楽しいかもしれません。お財布の紐が緩みすぎないよう注意です！

■お台場をたくさん歩こう！

このプランは、ショッピングや見学箇所を短縮してアレンジしてももちろん楽しめます。でもせっかくなのでレインボーブリッジは歩いて渡ってみていただきたいです。
ご自身のコンディションや天候に合わせてお散歩してくださいね！

お読みいただきありがとうございました。