やっと残暑の厳しさから開放された今日このごろ。
1日の終わりに夜風に当たるのが心地よい季節になりました。
そんな季節の変わり目にピッタリの、夜に楽しめるプランをご紹介します！

今回は東京・豊洲にも拠点がたくさんあるシェアサイクルを利用します。
サイクリングがおすすめですが、モノレール利用でも徒歩でも可能！
もちろん夜ではなくてお昼でも休日でも問題ありません。

お仕事終わりに、勉強後に、癒やしの旅に出かけましょう♪

事前準備をしましょう！

このプランではシェアサイクルを利用します。
事前にアプリのダウンロードや会員登録が必要なものもあるので、ここまで済ませておくとスムーズ。
登録ができたら、目的地の近くに貸出場所・返却場所(ポート)があるかどうかも調べておくとなおよいでしょう◎

取材中はドコモ・バイクシェアを利用しました。今回のルート上にも拠点が多く、台数も多いのではないかと思います。

それから、チームラボプラネッツのチケットも事前購入を。
19:30までに入館できるとあとの行程もゆとりがもてますので、夜に楽しむ場合は19:30までに入館の回での購入がおすすめです。

服装に関しては、自転車を漕いだり一部水に浸かる演出や床が鏡の場所を歩いたりするので、スカートよりはズボンで出かけたほうが気にせず楽しめます。

さあ、準備ができたら出発です！

■豊洲駅からスタート！

駅前のポートで自転車を借りて出発です。
今回のルートは、歩道に自転車レーンがあり比較的走りやすいんです。
とはいっても歩行者も多いので、スピードを出しすぎないように注意して走りましょう！

もちろんゆりかもめで移動もOK。もしゆりかもめを利用する場合は、新豊洲駅までの乗車となります。

■チームラボプラネッツTOKYO(鑑賞・体験／約70分)

新豊洲駅からすぐ、大きな炎柱がそびえ立つミュージアムがチームラボプラネッツTOKYOです。
チケットは現地で購入もできますが、購入済みの場合はそのまま列に並べます。
平日19時頃伺うと、約10分待ちでした。なんと日本人よりも外国からの観光客の方がたくさん！

チケットのQRコードをかざして入口前へ。説明を聞いたら靴を脱いでロッカールームへ向かいます。

展示の中には膝下あたり(深さ20cm程度と思われます)まで水に浸かるものがありますので、靴下も脱ぎます。ズボンが捲し上げられなかったり、スカートが長めだったりする場合は、ハーフパンツのレンタルがあるので更衣室で履き替えてから楽しみましょう！

カバン類は持ち込むことができません。ロッカーには靴や靴下に加えてカバン類も収納してから出発します。

ロッカーの奥にエントランスが！右へ行くとウォーターエリア、左へ行くとガーデンエリアです。どちらから行ってもOK！

不安定だけど感触がたまらない真っ黒なゾーンや……

真正面に滝が流れるところも！

外国人の方で賑わっていたのは光がキラキラと降り注ぐところ。床も天井も壁も鏡なので、キラキラになったり真っ暗になったり、自分がどこにいるのかわからなくなる感覚が楽しい！
もちろん写真映えもバッチリです。

いよいよ膝下が水に浸かる場所へ！

水が少し白いので、光の色が幻想的に揺らめくのが美しいです。

疲れた体をゆるめてぼーっとしたいなら、花が流れるドームがおすすめです。
プラネタリウムのお花版、といった感じで、自分がお花の宇宙に吸い込まれていく感覚になります。ずっとお花は描かれ続け、同じ瞬間がないんだそう！

寝転んでも座ってもOK！壁に映った自分の姿を撮影するのもなかなかいいですよ♪

ガーデンエリアでは、入れ替え制で本物のお花と写真撮影ができます。
こちらも床が鏡になっているので、上下から伸びるお花と一緒に一面花だらけの写真も撮ることができます。SNSに載せたら注目されること間違いなし！

外にはヴィーガンラーメンのお店があります。頼んだラーメンを「ひとつなぎのベンチ」で食べるのがお楽しみ♪お時間があったらぜひご賞味あれ。

ひとりなら、1時間少々あれば写真を撮りながらでも1周まわれると思いますが、ぼーっとする時間や混雑状況、人数や撮影時間によってはもう少し時間がかかりそうですので参考にしてくださいね。

裸足になることで、ひんやり・ふわふわ・ざらざらなどの感触が足裏からも楽しめます。五感が研ぎ澄まされて多忙な毎日を忘れてしまいそう……

■豊洲　千客万来をぶらぶら(約60分)

チームラボから自転車で約5分、歩いて行くと約15分、ゆりかもめを利用すると新豊洲駅から市場前まで1駅で、豊洲　千客万来に到着です。

2024年2月1日にオープンの、豊洲の新名所。豊洲市場の一角にあります。
1階は食事処、2階は「時の鐘」の下で商人たちが行き交う様子が浮かぶような目抜き大通りにワクワク。建物の中にも食事処がぎっしり！
3階はフードコートになっており、とにかく食べるのには困らない場所で、かえって迷ってしまいそう。

しかし18時に閉店するところや、22時までと書いてあっても売り切れ次第閉店するところがあるので、夜に行くと開いているお店が限られます。雰囲気を味わうのは夜でもとってもよいのですが、いろいろ食べることを目的とする場合はお昼に立ち寄るのがいいかも。

2階に温泉施設「万葉倶楽部」の入口があり、8階に上がれば無料で展望足湯が楽しめます。豊洲市場を見下ろしたり、東京の夜景を眺めたりしながらのんびりすると、疲れた体も癒やされるはず。タオルの販売があるので急に入りたくなっても問題ありません！

●夜でも開いてるさっぱり蛤ラーメン

1階に店を構える九十九里らぁめん　くくり。
食券を購入してから席で待つタイプのラーメン店です。
今回私は期間限定の冷やし九十九里塩らぁ麺をチョイス。
スープはしっかり塩がきいていて、海辺が浮かんでくるような香り。別添えの海苔にスープを浸すのがたまりません！
麺は少し透明感があり弾力のあるちぢれ麺。

しょっぱいはずなのにすっきり味わえる不思議な一品でした。

■東京夜景サイクリングへGO！

さて、ここからはたくさん自転車を漕ぎます！今回は夜景がたくさん楽しめる橋を通るルートをご紹介しますね。千客万来の近くのポートから自転車を借りて出発！

まず最初に通るのは豊洲大橋。
左手にレインボーブリッジが見えます！

そして正面にはビル群が。夜に見るとかっこいい！

お次は黎明大橋。右手に輝いているのは、2024年3月25日に開通し、勝どき駅から晴海方面をつなげる役目を果たすことになった黎明小橋。

続きましては築地大橋！エレベーターを使って1つ上にあがります。
ここでは左手に大きな東京タワー、右手に勝鬨橋と、ビルの間から東京スカイツリー(R)がひょっこり！きちんと止まって景色を目に焼き付けましょう！

築地大橋を渡りきったら右へ進んでいくと築地場外市場。豊洲市場と同様にひっそりしています。

築地本願寺が見えてきたら左へ曲がります。このあたりから人通りが多くなります。

右手に歌舞伎座！夜の歌舞伎座に圧倒されます。道の向かい側から眺めるのがおすすめ！

銀座の町並みを横目に進むと有楽町駅に到着します。周辺のポートに自転車を返却したら今日のゴールです。お疲れさまでした！

やっぱり秋に行くのが気持ちいい！

五感で楽しめるこのプランは、爽快で日頃の疲れが飛んでいくようなご褒美タイムを味わうことができるはず。
仕事帰りや学校帰り、ちょっと夜ふかししていい夜に、シェアサイクルをうまく使ってぜひ試してみてください♪

お読みいただきありがとうございました。