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煮物は「落とし蓋を使って下さい!!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは…?】

こんにちは、板前のぱぷちゃんです!

皆さん、自炊してますか?家族で暮らしている方はきっと外食よりも自炊が多いのではないでしょうか?一人暮らしの方はきっと自炊よりも外食の方が多いのではないでしょうか?

「自分しか食べる人がいない」これだと、料理のモチベーションっていうのはあまり無いものです。作って、誰かに『美味しい』と言ってもらえる、これこそが料理の醍醐味であり、モチベーションだと思います。

そして、自炊をする方に質問です『どんな料理をよく作りますか?』

「煮物!」と答えた方がいたら、おめでとうございます!

今回は「煮物」について、皆さんにアドバイスを1つさせて頂きます。

煮物を作る際「落とし蓋」を使ってますか?『落とし蓋?』と首を傾げていませんか?

煮物を作る上で、落とし蓋は欠かせない存在です。でも、落とし蓋ってどんな効果あるの?何の為にやっているの?と疑問に思う方も居るでしょう。今回はそんな疑問たちを一刀両断!

煮物をよく作る方は最後まで読んでくださいね!

◆落とし蓋をするメリット3選

煮物に落とし蓋をするメリットは大きく分けて3つあります。

1つずつ解説していきたいと思います!

◆煮崩れを防ぐ!

まず、1つ目は「煮崩れを防ぐ」です。

これは、特にジャガイモが入った「肉じゃが」や「煮魚」に当てはまります。両方、煮崩れを起こしやすいのが特徴的です。こういった場合に落とし蓋は大活躍します。

煮崩れは、煮汁の中で食材同士がぶつかる事で起こります。

しかし、落とし蓋をする事で食材が動かないように押さえられるので、崩れるのを防ぐことができます。

◆均一に加熱される!

2つ目は「均一に加熱される」です。均一に加熱されるという事は「味が均等にしみ込む」事にも繋がります。

これは一体なぜか?

食材の上に落とし蓋をすることで、煮汁が蓋に当たり、対流が生まれます。これにより、煮汁が均等に鍋内を循環し、食材が均一に加熱され、また味が均等にしみこむようになります。

◆煮汁の蒸発をゆるやかにする!

最後のメリットは「煮汁の蒸発」です。

もし、落とし蓋をせずに煮物を作ると、煮汁の蒸発は早まります。

この煮汁の蒸発が早まると、煮詰まって味が濃すぎる可能性があるのですが、落とし蓋を使えば、煮汁が空気に触れる面積が減るため煮汁の蒸発がゆるやかになります。

◆今回のまとめ

落とし蓋のメリットは3つ!

①煮崩れを防ぐ

②均一に加熱される

③煮汁の蒸発をゆるやかにする

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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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