iPhoneの保護フィルムに「アンチグレアガラス」を選ぶ3つのメリット
スマホの保護フィルムを選ぶ時、あなたはどんな製品を選んでいますか?
家電量販店などのスマホアクセサリ売り場に行くと、まずは大きく分けて「ガラス製」「PET製」の2種類があると思います。どちらかと言えば最近は初心者でも貼り付けがしやすいガラス製の物が人気なのではないでしょうか。
そんなガラス製の製品の中でもほとんどは「光沢」あるいは「グレア」と呼ばれる物がメジャーで、表面がツルツルとしており、画面を消すと暗めの手鏡のように自分の顔がうっすら写り込むような質感をしています。
一方、数は少ないのですが「非光沢」「アンチグレア」と呼ばれる種類の製品も存在します。こちらはいわゆる磨りガラスの質感で、表面はサラサラとしていて写り込みの像はぼやけて見えます。
今回はこの「アンチグレア」の製品を手元のiPhoneで試してみたので、そのメリットをチェックしていきます。
今回試したのはNIMASOというメーカーのiPhone 12 mini用アンチグレアガラス。
今使っているiPhoneを買う前に使っていたお古のiPhone 12 miniが音楽プレイヤーやSNS用のサブ機として良いサイズだったので、普段は選ばないような保護フィルムを実験するのにぴったりだと思い、今回のアンチグレアガラスを試してみました。
今時の製品らしく、貼り付けに便利なプラスチックのガイド枠が付属するので位置合わせは簡単。ホコリが入らないように注意しつつ、サクッと貼り付けていきます。
こちらが貼り付けたところ。写真だと少し分かりにくいかもしれませんが、肉眼で見ると画面が写り込みがほとんど見えないフラットな印象になっています。
表面がアンチグレアの磨りガラスになっていると、以下のようなメリットがあります。
- 指の滑りが良くなり、操作しやすい
- 指紋が付着しにくくなり、手入れがしやすい
- 映り込みが少なくなり、外でも画面が見やすい
体感として一番感じられるのが、操作感の向上。サラサラとした磨りガラスの上で指の滑りが良くなるので、フリック入力などの指を滑らせる操作は楽々。指をたくさん滑らせる必要のあるゲームにも向いている質感です。
また、指紋が付きにくくなるのも大きなメリット。画面を頻繁に拭かずとも、指紋が残りにくくなるので画面のすっきりと綺麗な状態を保ちやすくなります。
屋外で使っていると恩恵を受けやすいのが映り込みの低減で、光が入りやすい屋外でも安定して画面が見やすくなるメリットがあります。
全体的に使い勝手が良くなるアンチグレアガラスですが、磨りガラスであるがために画面がアンチグレア特有のざらっとした感じになるのがデメリット。動画を細部までくっきりとした高画質で見たいといった場合には向いていない質感なので、この辺りは大きく好みが分かれるところです。
今回は「サブ機のiPhone 12 mini」という画面が小さく動画の映像美は求めない用途だったので、音楽再生やフリック入力でコミュニケーションを取る際の使い勝手がぐっと良くなりつつもデメリットの画質の低下は気にならず、メリット・デメリットがぴったり噛み合ってアンチグレアガラスはとても満足な選択肢でした。
スマホ用にアンチグレアのガラスの保護フィルム、というのは中々珍しい選択肢かもしれませんが、操作性の良さを求める方には是非ともおすすめしたい一"枚"。指先の滑らかな操作感を求める方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
元記事:iPhoneの画面に最高の手触り。NIMASOのアンチグレアガラスフィルムを試す
https://gadget-shot.com/61045