ヤンキースのユニフォームが変わる。ピンストライプの袖に広告
7月21日から、ニューヨーク・ヤンキースの選手は、袖に広告のパッチがついたユニフォームを着てプレーする。
7月12日、ヤンキースとスター保険会社は、シグネイチャー・パートナーとなったことを発表した。契約は2031年まで。スポーツ・ビジネスのアナリスト、ダレン・ロベルは、袖の広告の値段につて、年平均2500万ドルと報じている。
上の写真のモデルは、ピンストライプのホーム・ユニフォームを着ているのがアーロン・ジャッジ、アウェー・ユニフォームはゲリット・コールだ。
今のところ、可能性は高くないと見ているが、この夏、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)がヤンキースに移籍する場合、そのタイミングは、袖に広告がついてからになるだろう。ちなみに、エンジェルスのユニフォームの袖には、広告のパッチがついている。
ユニフォームの袖の広告は、今シーズンから解禁された。最初に契約を締結したのは、昨年4月に発表した、サンディエゴ・パドレスとモトローラだ。
すでに、広告を袖につけているチームは、二桁を数える。ヤンキースは13チーム目。パドレス、エンジェルス、ヤンキースの他には、ボストン・レッドソックス、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、シンシナティ・レッズ、ヒューストン・アストロズ、マイアミ・マーリンズ、ニューヨーク・メッツ、セントルイス・カーディナルス、アトランタ・ブレーブス、デトロイト・タイガース、クリーブランド・ガーディアンズがそうだ。
あとの17チームも、広告をつけないという方針を持っているわけではないようだ。そうなっていないのは、現時点で交渉を行っている、スポンサーが見つからない、あるいは、オフにFAとなる大谷と契約を交わしてからのほうが高く売れると考えている、のが理由だと思われる。