ラ王30周年!「やみつき濃厚」な「台湾まぜそば」と「濃厚担々」2種を実食レビュー
2022年9月19日に日清は「ラ王 台湾まぜそば」279円(税込)と「日清ラ王 濃厚担々」279円(税込)を新発売しました。ラ王が販売開始されてから30周年を向かえるにあたり「やみつき濃厚」新定番として販売された新商品です。
モチモチとした食感の極太麺と味噌をベースに豚とニンニクの旨み、唐辛子の辛みをきかせた、濃厚でピリ辛な味わいのたれが特徴の台湾まぜそばで一度食べたらやみつきになるのが「ラ王 台湾まぜそば」。
ねりごまと味噌をベースに豚の旨み、唐辛子の辛みを合わせた、濃厚でコク深い味わいのスープが、噛むほどにシビれる「花椒練りこみ麺」に絡む「ラ王 濃厚坦々」。
両方ともガッツリ濃厚な味が楽しめそうなキャッチフレーズですね。
ラ王 台湾まぜそば
まずは台湾まぜそばから見てみましょう。
1食(108g)あたり412kcal。食塩相当量は5.3g。
原材料をみるとたれは豚脂などをメインにポーク系調味料がメインに入っていますね。その他にはにぼしなどを含めた魚介系調味料も混ざっているようです。
先入れかやくの他に液体たれと仕上げ魚粉ふりかけが入っています。調理時間は熱湯で5分です。
出来上がりがこちら。麺はかなり固めの仕上がりです。規定5分で作りましたが、少し長めの方が出来上がりがよさそうな気がします。
麺は固めの物凄いコシと弾力があります。モチモチ食感を楽しみたい場合は5分より気持ち長めに調理することをおすすめします。タレは少しピリ辛ですが、思ったほど辛くなくガッツリ豚系の調味料がコクを生み出しています。魚粉が効いていて、豚系のコクだけでなく、魚粉の味も後味に残りますね。ほとんど甘くなく、台湾まぜそばの王道ともいえる味です。
かやくの肉そぼろはほとんど入っておらず、ニラが多少目立つ程度。麺とタレをメインにしたカップ麺のため具材はおまけ程度と思った方がよさそうです。
ラ王 濃厚担々
次に濃厚坦々を食べてみます。
1食(128g)あたり507kcal。食塩相当量は7.1g(めん・かやく2.6g、スープ4.5g)。
かやくと後入れ液体スープが入っています。調理時間は5分です。
できあがりはこちら。見た目は辛そうですね。
まずはスープから一口。思ったよりも辛くなく、ピリ辛といったところでしょうか。先に紹介した台湾まぜそばよりは少し辛いです。原材料には練りごまと書かれていましたが、あまり胡麻の風味は感じられず、ピリ辛なさっぱり坦々風味のスープといった味がします。筆者としてはもう少し濃厚な味が欲しかっただけに、さっぱり目のスープは少し残念でした。
麺はコシがあり、さすがラ王というべきクオリティの高い味がします。スープとの絡みも最高にいいですが、麺練り込み花椒はよく分かりませんでした。スープ自体に香辛料が効いているため、麺に練り込む必要はあまりなかったような気がします。
具材としてはチンゲン菜などが入っています。あまりに量が少ないため、探すのに苦労しました。
30周年ラ王は台湾まぜそばは王道の味でしたが、濃厚坦々は濃厚とは言えない味だと思いました。これはこれでおいしいですけどね…
ごちそうさまでした。