【福岡市早良区】柔らかい博多のうどんがたまらない「酒呑横丁 てし」
お散歩ライターの石井つかさです。
今回ご紹介するのは、「酒呑横丁 てし」さん。夜は居酒屋として賑わい、昼はうどんランチを提供されています。実は筆者も以前から何度も店の前を通っていたのですが、ランチ営業をされているとは知りませんでした。日中、外が明るく店内が暗めなので、営業中かどうか分かりにくかったのです。
のれんと看板が出ているので、「営業しているのかな?」と思い、ドアに近づいて開けてみると、元気よく「いらっしゃいませ」と迎えてもらい一安心。外の看板を見て、お店が営業しているのを確認し、『マルトクうどん ミニ親子丼セット(税込800円)』を注文しようと決めて店内に入りました。入店すると同時に注文し、待つこと数分でうどんとミニ親子丼が運ばれてきました。
親子丼の卵は半熟でふわふわ、うどんは出汁がたっぷり。見た目からして食欲をそそられます。今回いただいた「マルトクうどん」は、名前の通りお得な一品。トッピングにはごぼう天、丸天、きつね、わかめ、ネギと5種類が入っていて、うどん単品でも税込550円とリーズナブルです。
さっそくうどんのスープからいただいてみると、いりこ出汁を使った澄んだスープで、すっきりとした味わい。思わずゴクゴク飲みたくなる美味しさです。そして、うどんは博多の特徴的な柔らかい「腰砕け」と言われる食感です。
そのうどんに5種類ものトッピングが乗っているので、食べ応えがあります。博多のうどんには欠かせないごぼう天は、小さめにカットされたごぼうが揚げられており、ザクザクとした食感が柔らかいうどんとのコントラストを引き立てます。他の具材も麺と交互に食べることで、一口ごとに異なる味わいが楽しめ、最後まで美味しくいただけます。
親子丼は、甘めの出汁で炊いた鶏肉と玉ねぎをふんわり卵が包み込んでいて、一気に掻き込みたくなる味わいです。普段は大盛りにすることは少ないのですが、今日は親子丼を大盛り(税込+100円)にすればよかったと少し後悔しました。
こんなに美味しくてお得なランチを2年間も知らなかったとは、お散歩ライターの名折れです。しかし、今回知ることができたので、筆者のランチのヘビーローテーションに入るのは間違いありません。
ちなみに、「酒呑横丁 てし」さんは基本的には居酒屋さんなので、もちろん夜の営業もやっています。夜のメニューを見ると、どれも美味しそうなので、夜営業にもお邪魔しようと思います。
次々にお客さんが来店される中、うどんを茹でながらお話を聞かせてくれるような優しい店主さんがいるお店です。西新でうどんランチが食べたくなったら、ぜひ行ってみてください。いりこ出汁と柔らかいうどん、そして優しい店主さんに癒されますよ。