【キャンプ】雨でも楽しく快適にキャンプが出来る！　～雨キャンプの楽しみ方紹介～

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

2022/6/15(水) 12:00

６月になり、全国各地で梅雨入りとなってきました。
この時期にキャンパーが悩むことがあります。
雨が降るとキャンプは大変だし思いっきり楽しめない！
次のキャンプはキャンセルかなー。。。
多くの方がこのように、「雨キャンプは大変でつまらない」と思い、キャンプの予定をキャンセルするか迷っていると思います。

この記事では、雨だとキャンプが楽しめないのでは…
と悩んでいる方へ、雨キャンプの楽しみ方について紹介をします。

と言う事で今回の記事のテーマは！！

雨キャンプは快適？　雨キャンプの楽しみ方紹介！　

キャンプ当日が雨になりそうだからキャンセルするか悩み中と言う方は、この記事の雨キャンプの楽しみ方について参考にしてみてください。
雨キャンプのメリットや設営方法、雨キャンプの楽しみ方を今から紹介していきます！

雨キャンプのメリット

多くの方が嫌がる雨キャンプですが、だからこそと言うメリットがあります。
それは「人が少なくて快適！」と言うこと。
近年はキャンプブームと言うこともあり、休日や大型連休ともなればどこのキャンプ場も人で溢れ返っていますよね。
人が多すぎるキャンプ場ではリラックスすることができず、"キャンプ疲れ"をしてしまうなんてことありませんか？

ですが、雨が降っている日は人気のキャンプ場も予約をキャンセルする方がおり、晴れの日と比較すると空いています。
これが雨キャンプをする上での一番のメリットです！
では、キャンプ場が空いている事で具体的にどのような良い事があるのか？

・人目が気にならない
・共有スペースで待つことが無い
・静かなキャンプ場を楽しめる

混み合っているキャンプ場では人目を遮り、共有スペースが混む時間は避け、なるべく人が少ない端っこのサイトを確保したいと必死になりますが、雨の日だとそれらを考えずにキャンプを楽しむことができます。
圧倒的に快適なキャンプ場で過ごす事が出来ますので、静かなキャンプ場で日常から解放されたいと考えている方は雨キャンプがおすすめです。

おすすめの設営方法

雨キャンプをすると決めた時に考える事は、
「如何に雨に濡れない快適なテント設営が出来るか？」
雨キャンプを快適に過ごすには、なるべく雨に濡れないようなテントの設営が必要です。
雨に濡れると洋服が濡れて不快になるし、体温が下がり寒さを感じる。
キャンプ道具が濡れると撤収や自宅に帰った後の片付けも大変です。
そのため、雨にはなるべく濡れないようなテントの設営が必要となります。
「そんなテントの設営方法あるの？」
と言う疑問が湧きますよね。
雨キャンプの王道の設営方法があります。
それが「過保護張り」と言う設営方法です。
タープの下にテントの一部または全体を入れ込む設営方法のことです。

この設営方法は雨の日の王道で、多くのメリットがあります。

＜過保護張りのメリット＞
・テントが濡れ難く耐水圧が低いテントでも安心
・テントが雨に濡れ難く撤収後の乾燥が楽
・テントに直接雨が落ちないのでテント内の雨音が軽減できる
・テント～タープ間の移動で濡れない

これらのメリットがあり、雨の日にはおすすめのテントの設営方法です。
ただし、デメリットとしては以下のことがあります。

＜過保護張りのデメリット＞
・大き目のタープが必要になる
・リビングスペースが狭くなる

このようなデメリットがありますが、雨キャンプの快適性を考えるのであれば過保護張りをして損はないと思います。
次のキャンプが雨キャンプとなる方は是非この”過保護張り”をしてみてください。

雨キャンプの楽しみ方

雨キャンプは楽しむことができない！
と考えている方が多いと思いますが、雨だから楽しめる事があります。
テントの中、タープの下でも楽しく雨キャンプを過ごす事が出来ますよ！
では、どのようなことで雨キャンプを楽しむのか？
紹介をしていきます！

①楽しくゲームする！
ゲームと言ってもアナログなゲーム。
トランプやUNOなどのカードゲームやボードゲームを楽しんでみてください。
このようなゲームであれば電源の必要は無く、多人数でも楽しめます。
キャンプでこれらをやると意外と盛り上がり、大人でも本気で楽しめます！

②キャンプ飯を楽しむ！
おしゃれなキャンプ飯を作って楽しむ。
時間を持て余してしまいそうであれば、普段作らないようなキャンプ飯を作って楽しむのも良いかも知れません。
ただし、雨キャンプの場合は焚火料理やBBQはテントやタープの素材によってはおすすめはできませんので、それらを踏まえた上で調理の際のバーナーの準備が必要です。

③子供と探す！
雨の日のキャンプでは外遊びが出来ない！と考えている方もいると思いますがそんなことは有りません。
雨が好きな生き物を探してみると言う、子供にとって見たらとても楽しい遊びが出来ます。
キャンプ場は山の中にある場合が多いので、もしかするとキャンプ場に雨が好きな生き物が遊びに来ているかも？
そのような生き物を探すとちょっとした冒険気分を味わえたりするので楽しいですよ。
ただし、合羽や長靴と言った装備の準備が必要です。
また、雨音によって声が聞こえにくかったり、足元も滑りやすいので、お子さんと一緒に楽しむ際は迷子やケガに気を付けましょう。

④音で癒される！
テントやタープに雨が落ちる音。
その音は雨の日のキャンプでしか絶対に聞くことが出来ない特別なキャンプの音です。
雨音を聴きながらテントやタープの下で過ごして、雨音で癒されると言う事もとても贅沢な時間になります。
せっかくの雨キャンプ。雨音を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

⑤とにかくのんびり過ごす
雨の中できることを無理して計画するのではなく、とにかく雨キャンプでは設営が終わったらのんびり過ごす。
人が少なく快適なキャンプであるからこそ、敢えて何もせずにのんびりと過ごすと言うことが最高に贅沢な雨キャンプの楽しみ方かもしれません。
コーヒーを挽いて飲んだり、読書をしたり、眠くなったら昼寝をしたりと。
何も計画せずにのんびり過ごすと日常の忙しさを忘れてリラックスでき、最高の雨キャンプになるかも知れません。