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【検証結果】2時間後も温かい驚きの保温性能! スノーピーク「ステンレス真空マグ」がおすすめ!

C.C STYLEチャンネルファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

こんにちは、ちからです。寒い時期は温かい飲み物で体を温めたい。でも、せっかくの温かい飲みがすぐに冷めてしまった。こんな経験はありませんか?この温かさが長時間維持できればいいのに!と悩んでいる方に「スノーピーク ステンレス真空マグ」をおすすめしたい。私はこのコップを毎日使い続けて3年目。普通のコップには戻れなくなってしまいました。保温・保冷性能がとても良いんです。普通のコップと比較してどれだけ凄いのか?保温性能を検証してみましたので紹介します。

ステンレス真空マグとは?

私が3年間毎日使い続けている実際のマグです
私が3年間毎日使い続けている実際のマグです

スノーピークから販売されているステンレス真空マグ。このコップの特徴は構造にあります。ダブルウォール(内壁と外壁の二重構造)と言う構造であり、壁内部は真空となっている。そのお陰で保冷・保温性能が非常に高いコップなんです。

別売りでこのコップ専用のシリコーンリッドと言う蓋もあり、蓋を使用することで更に保冷・保温性能が高まります。蓋についてはキャンプで使うときは虫や埃の侵入を防ぐのにも最適です。

使い始めて3年目

妻にサプライズプレゼントしてもらった時の写真。
妻にサプライズプレゼントしてもらった時の写真。

2021年に行った夏のファミリーキャンプ。妻が私の誕生日プレゼントとして内緒で買ってくれていた思い出のコップ。嬉しくて、キャンプ中に開けてすぐに使ったのを今でも覚えています。それから今まで3年間毎日使い続けています。当然ですが、キャンプには必須のアイテムで絶対に手放せません!理由はとてもシンプルで、”保温性能”と”保冷性能”が抜群に良いから。どのくらい凄いのか検証をしていきます。

翌朝にこのマグで飲んだコーヒーは最高に美味しかった。
翌朝にこのマグで飲んだコーヒーは最高に美味しかった。

保温性能検証の条件

保温性能がすごく良くてお気に入りではあるが、これをどうやって伝えるべきか。言葉だけでは伝わらないし客観性に欠けるため、お湯を入れて温度を計測していきます。保温性能について数値でしっかり検証をしていきます。

<比較対象>

 保温性能を比較するのは我が家にある3つのコップを使います。

一番左が100均、中央がスノーピーク。一番右がマグカップです。
一番左が100均、中央がスノーピーク。一番右がマグカップです。

 1、スノーピーク スレンテス真空マグ

 2、100均蓋付きコップ

 3、陶器のマグカップ

100均のコップはキャンプで子供たちが使っているものです。陶器のマグカップは以前自宅で使っていたコップです。これらを使用して比較検証をします。

<比較方法>

どこで検証をするかと言うと室内で行います。室温23度の環境で3つのコップに沸騰したお湯を注ぎ、お湯の温度変化を計測しました。結果は折れ線グラフの縦軸にお湯の温度、横軸に経過時間をプロットして確認をします。

室温はほぼ一定で比較検証を行いました。
室温はほぼ一定で比較検証を行いました。

私の体感ではスノーピークのコップが圧倒的に保温性が良いので、その感覚は合っているか?気になりますね。

本当に温かいの?徹底検証してみた!

いよいよ保温性能比較のスタート!まずはコップ3つに沸騰したお湯を注ぎ、開始時の温度を計測しました。

温度計測は調理用の温度計、時間計測はスマホのストップウォッチ、現在時刻は時計で確認していきます。
温度計測は調理用の温度計、時間計測はスマホのストップウォッチ、現在時刻は時計で確認していきます。

沸騰したお湯を注ぎいよいよスタートです!コップのサイズが違うので大体同じ量になるように注ぎました。
沸騰したお湯を注ぎいよいよスタートです!コップのサイズが違うので大体同じ量になるように注ぎました。

【開始直後】

 スノーピーク    : 91.8度

 100均蓋付きコップ : 90.6度

 陶器のマグカップ  : 86.3度

温度計測の順番は陶器のマグカップを最後にしたため、最も温度が低くなりました。逆に言うと、この数分でマグカップは冷めていくと言うことでもありますね。

【5分後】

 スノーピーク    : 83.0度

 100均蓋付きコップ : 81.5度

 陶器のマグカップ  : 69.9度

陶器のマグカップが一気に16.4度も温度低下してしまいました。スノーピークと100均蓋付きコップの温度差が若干広がりましたね。まだ5分なのでまだまだ検証は続けますよ!

【15分後】

 スノーピーク    : 76.3度

 100均蓋付きコップ : 68.6度

 陶器のマグカップ  : 59.0度

少し飛ばして15分経過したら差が開き始めました。スノーピークはまだ70度を超えた状態を維持していますが、100均蓋付きコップは60度台、陶器のマグカップは50度台まで下がってしまい、保温性能の差が急に出てきましたね。これ以降時間経過とともに温度も低下はしていましたが、温度低下の順序は同一。

【60分後】

 スノーピーク    : 56.0度

 100均蓋付きコップ : 47.6度

 陶器のマグカップ  : 36.9度

遂に1時間経過しましたが、スノーピークはまだ56度。100均蓋付きコップ47度、陶器のマグカップは36.9度で冷たいと感じる温度まで低下しました。60分も同じホットコーヒを飲み続けることはなかったので気がつきませんでしたが、スノーピークのコップの蓋を外すとまだ湯気が出ていました。56度でもまだまだ温かいと感じる温度ですね。本当はここで終わる予定でしたが、お湯が冷める時間が気になったので検証を続けたいと思います。

【90分後】

 スノーピーク    : 50.1度

 100均蓋付きコップ : 40.2度

 陶器のマグカップ  : 30.7度

90分(1時間30分)経過しましたが、ここでやっとスノーピークが50度を切るところまで温度低下が進みました。しかし、ここまでこの温度を保つとは全くの予想外。もう少し検証を続けていきます。

【120分後】

 スノーピーク    : 46.0度

 100均蓋付きコップ : 35.3度

 陶器のマグカップ  : 27.9度

予定外ですが120分(2時間)まで計測をしてみました。それでもスノーピークは40度を下回ることはなく、一口飲んでみたら”温かい!”とまだ感じました。その他のコップは完全にお湯が冷めてしまい、一口飲むと「冷たい!冷めてるじゃん!」という感覚の温度まで下がってしまいました。

全部の時間の計測結果写真は以下に紹介しておきますね。

スノーピーク ステンレス真空マグの全計測結果の写真
スノーピーク ステンレス真空マグの全計測結果の写真

100均 蓋付きコップの全計測結果の写真
100均 蓋付きコップの全計測結果の写真

普通のマグカップの全計測結果の写真
普通のマグカップの全計測結果の写真

保温性抜群でお気に入り!

さて、保温性能比較の結果は以下にグラフでまとめます!

※保温性能比較結果のグラフ(個人調べの結果です)
※保温性能比較結果のグラフ(個人調べの結果です)

保温性能が最も高かったのは「スノーピーク」でした。そして、次に100均蓋付きコップ。最下位は陶器のマグカップと言う結果になりました。スノーピークも温度は低下しましたが、30分あたりからの温度低下の傾きが緩くなり、保温性能の差が出たのがこのあたりかなと思います。2時間後でも46.0度もあり、飲んだらまだ温かいのは正直驚きました。ここまで温度を維持できるのはさすがに凄いですよね。

スノーピーク ステンレス真空マグがおすすめ!

今回比較検証をした3つのコップで、スノーピーク ステンレス真空マグの保温性能は断トツでした。少し性能の差があり過ぎたと言う一面もありましたが、2時間後でも温かいと言うことはしっかりと検証することができました。私個人としては思い出でもあり、キャンプでも日常でも使いやすいこのコップがとってもお気に入り。「スノーピーク ステンレス真空マグ」がおすすめです。

寒い時期は温かい飲み物で体を温めたいけど、すぐに冷めてしまって悩んでいた。そんな方は、このコップを候補に考えてみてはいかがでしょうか。自宅でもキャンプでも両方で使うことができるため、お気に入りキャンプギアの仲間入りをするはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

キャンプでワクワクを!

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

ファミリーキャンパーで3児の父親。自身がキャンプを始めた時にわからない事が沢山あり失敗の連続。そこから学んだ経験や知識を活かし、YouTubeでは「キャンプ初心者のわからないを解決!」をテーマに、キャンプ初心者に向けたルールやマナー、ギアの選び方についてわかりやすく解説をしています。1人でも多くのキャンプ初心者の役に立つ情報を今後も発信していきます。

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