どんな最新ドライバーを選べばよいのか!? 失敗しないための新しい考え方を提案します!
こんにちは、Lukeです。
前回の 失敗しない最新ドライバーの選び方にはコツがある! では、最新ドライバーの選び方の注意点を説明しました。
ヘッドスピードが45m/s以下のゴルファーには、最近のドライバーは高初速を狙いすぎて、とてもハードな構造のモデルが多いので、本来の性能を発揮できない可能性があることを説明しました。
そこで今回は、「それでは、どんなドライバーを選べばよいのか?」その難問解決について、アイディアを提案します。
最新ドライバーの選び方の例
■ アスリートモデル
最近のPGAツアーの選手達はアスリート化されて、ヘッドスピード60m/sくらいが当たり前になっています。
そのために、PGAの選手達が使用するモデルは、どうしてもハードな構造になるのは避けられません。
そこで目をつけたのが、PGAの選手や国内の男子選手が使っていないアスリートモデルで、そのようなモデルは少ないのですが、それならば、やさしさと飛距離性能が両立されていると予想しました。
そこまでしてアスリートモデルを選ぶ理由は、「スリーブ仕様」という点です。
ドライバーは、ヘッド性能はもちろんですが、自分に合ったシャフトが最も重要で、手軽にシャフトを交換できる「スリーブ仕様」は、外せない選択です。
そこで選んだのが、ヨネックスのGTシリーズです。
ヨネックスは、かつて石川遼選手が飛距離性能の高さで選んでいたくらいに、以前から飛距離性能には定評がありました。
そして2022年、国内女子ツアーで岩井千怜選手が2勝しましたが、そのスイングパワー以上にとても飛んでいるように感じたのです。
実際にドライビングディスタンスのランキングでも、岩井千怜選手、岩井明愛選手ともに上位に入っていました。
そんな時にタイミングよく、ヨネックスGT425にレクシスカイザHというカスタムシャフトの組み合わせをコースで試す機会がありました。
その結果が、予想を上回る驚きの性能だったのです。
ボディ剛性が硬すぎることはなく、打感も柔らかく、シンバル効果が感じられる、コントロール性が高いフィーリングで、素晴らしい飛距離性能でした。
もちろんヨネックスGTシリーズ以外にもあるはずなので、他のアスリートモデルを探してみるのも面白いと思います。
■ アベレージモデルも考えてみましょう
もしアスリートモデル以外にも目を向けられるならば、もう少し可能性は広がります。
ただしアベレージモデルは、「スリーブ仕様」の設定がとても少ないことが残念でしたが、最近はようやく増えつつあるので、あとはシャフトの選択だと思います。
アベレージモデルの標準シャフトは、あまりにも軽すぎて柔らかすぎるので、多くのゴルファーにはとても難しいモデルになっています。
したがって、アベレージモデルの場合は、最初から自分に合うシャフトに交換することを前提に考えた方がよいと思います。
最近はアスリートモデルの派生版として、軽量モデルも登場していますが、こちらもシャフト交換を前提で考えてみましょう。
このような考え方で、最適なドライバー探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2023年のアスリートモデルは、まだテストできていませんが、各メーカーからどんなタイプの物が発売されるのか、今後のテストが楽しみです。
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