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今がチャンス!サクサクかため?甘さ重視?和梨の選び方を【青果物のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

梨がおいしいシーズンになっています。夏から秋にかけて旬を迎える、甘くてみずみずしい「梨」。スーパーなどの店頭にも、今の時期はどこをみても、梨が販売されているほど、旬まっさかりになっています。和梨(梨)は品種がどんどん変わっていきますが、今は「豊水」が店頭に並んでいる様子を目にする機会が増えています。今年は、産地によっては雨が少なくてサイズも大きくならず、暑さが続いたので日焼けしてしまい、いい状態のものが収穫できなくて、だいぶ農家も大変な年です。小ぶりでもしっかり甘さがギュッとつまったものが多いので、手に取ってもらいたいフルーツです。

好みはどちら?サクサクかため?甘さ重視?

和梨を売場で見ると、ずらっと並んでいても色が違うのがよくわかると思います。完熟すると梨の皮は褐色の感じになりますが、若いものは皮に緑色が残っている状態になります。サクサク感が好きな方は、緑色のかためのものでも満足できるかと思います。甘さ重視の方は、完熟の褐色の皮を選んでください。ただし、完熟の褐色の皮のものは、すぐに食べないと果肉がすぐにフサフサになってしまうので、購入したら早めに食べてください。

どうしても保存する場合は、冷蔵庫で

スーパーで販売されている状態は、常温の棚にそのまま置かれているので、どうしても常温保存してもOKなのかな?という印象ですが、水分蒸発するとすぐ劣化して甘さも減ってしまうし、果肉がフサフサでおいしくない状態になってしまうので、冷蔵庫で保存してください。そのままではなく、新聞紙やキッチンペーパー等で梨をくるんで冷気が直接あたらないようにしてから、ポリ袋などに入れて冷蔵保存をしたほうがオススメです。もちろん野菜室に入れてほしいです。

軸はできたら太めの方がしっかり成長した証拠と言われているので、おいしいものに出合う確率が高いので店頭で購入する際に参考にしてください。さらに、お尻の部分の方が甘みが強いので、逆さまに保存することによって、全体的に甘みが行き渡るともいわれていますのでお試しください。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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