Yahoo!ニュース

生きるのが辛い人へ。エマーソンの名言「自分らしくあり続けることは…」英語&和訳

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。

今回はラルフ・ワルド・エマーソンの名言をご紹介します。ラルフ・ワルド・エマーソン(1803~1882年)はアメリカの思想家です。

今回は、生きるのが辛い人に届けたいエマーソンの名言をご紹介します。

生きるのが辛い人へ。エマーソンの名言「自分らしくあり続けることは…」英語&和訳

“To be yourself in a world that is constantly trying to make you something else is the greatest accomplishment.”

「絶えず人を何者かに変えようとする世の中にあって、自分らしくあり続けることは最大の偉業である」

Ralph Waldo Emerson(ラルフ・ワルド・エマーソン)

自分らしく生きること、本当の自分でいること。それは偉業であると。

自分らしく生きることを妨げるものとは、何なのでしょうか。

常識、偏見、嫉妬。

私自身は、周りと同じ生き方はしてこなかったので、

私は中学一年から不登校・ひきこもりになって、周りが皆学校に行く中で、自分は家にひきこもって、

結局10年くらいひきこもりました。

20代前半くらいまでは、自分と周りを比較して、自分の過去を隠して、自分の生き方を恥ずかしく思っていたのですが、

今はそれが自分らしさでもあるなと。

人と違う経験ができたので、

コンプレックスを自分らしさに変えることができたのは、開き直りだと思います。

私は父が土木の仕事をしていて、その手伝いをすることで少しずつ20代の半ばくらいから、外に出るようになったのですが、

あるときに、建設会社の社長さんと会う機会があったのですね。

僕の中の社長のイメージは「頭が良い」「学歴がある」「お金持ち」。自分とは住む世界の違う、雲の上の人だと思っていて、

ただ、実際に会ってみて、「社長ってこんなもんなんだ」と。

私はそのとき土木の仕事をして数年経っていたので、土木のことについてある程度知識があったのですね。ただ、その社長が土木の知識が全くないのです。

「この人こんなことも知らないのに社長なの?」と。「社長ってこんなもんか」と。

その時に、「他人はすごい」「自分はダメ」という考えが間違いであると気づいたのです。

「人間は上も下も大した差はない」ということが分かったのですね。

社長になる人が特別なのではない。お金を持っている人が特別なのではない。人間は人間、大差はない。

それが分かったことが、開き直る一つのきっかけになったのではないかと思います。

ただ、その気持ちになるまでは、僕も死にたくなったことが何度もありました。今でも、つらい気持ちになることはあります。

つらいときは、やめるのではなく、休みましょう。

“If you get tired, learn to rest, not to quit.”

「疲れたらやめるのではない、疲れたら休むのだ」

Banksy(バンクシー)

いかがでしたでしょうか?今回はラルフ・ワルド・エマーソンの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ラルフ・ワルド・エマーソンの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ラルフ・ワルド・エマーソンの名言を15句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「自分らしく」に関する名言集【英語原文と和訳】(世界の偉人たちの言葉)』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したエマーソンの名言を含めて、「自分らしく」に関する世界の偉人の名言を10句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。英語学習サイト『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』を運営。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

鈴木隆矢の最近の記事