【多肉植物】昨年効果があったワザを紹介!夕方以降のミストシャワーが
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
連日の猛暑日。日中の多肉植物のお世話は危険だと感じ、朝か夕方以降に水やりや苗チェックをやっています。
多肉植物の管理の中でも欠かせないお世話の一つが水やりです。
成長が緩やかな夏も多肉植物は水を欲しています。しかし、連日の猛暑日、水やりのタイミングが見つからず、1週間。。10日。。2週間とお水をあげられず、苗を弱らせる原因となることも多いはずです。
今回は、去年試験的に試行して良い結果だった夏の水やりの方法についてご紹介します。
多肉植物の夏の水やりが難しい理由
その前に、多肉植物の夏の水やりが難しいと言われている理由をご紹介します。
そもそも多肉植物は、日本の高温多湿な気候が大の苦手で体調を崩しやすい季節でもあります。
その上、夜の気温が下がらず熱帯夜が続く昨今。
水やり後、高温となった土の水分が根にダメージを与えてしまいます。また、多湿ゆえ土からの蒸散が少なく、いつまでも濡れたままの土。カビや病害虫が活発になり、弱った苗に外的刺激を与え弱らせてしまいます。
夏の多肉植物の水やりは、
- 日が落ちた夕方以降
- 水やり後~翌日まで風がある
- 翌日が曇り、もしくは遮光下である
- 水やり後、2~3日で完全に乾く量
- 葉に水が溜まらない
など、全ての条件を満たす日をピンポイントで選択するのは至難の業です。
お水やり頻度が極端に下がると、根が枯れ苗が弱る原因となります。
そこで!去年から導入した方法が活躍するわけです。それでは次の章でご紹介します。
夏の多肉は気化熱水やりが効果的
日本は、夕方になると庭先に水をまき涼を得る文化があります。日中に温まった道路に水を撒くと、水が蒸発する時に道路の熱も奪ってくれます。
多肉植物にも打ち水をするのです!
普通の水やりとどこが違うのか?
気化熱水やりは、ミストを使います。
散水ホースのミストを選び、葉の表面にミストの細かい水滴がつくように水やりをします。
ない方は、霧吹きでもオッケーです。
葉の表面の水滴が蒸発する際に、葉の熱を奪ってくれます。
多肉植物は、葉に水分を多く含んでいて日中は水分の温度も上昇しています。気化熱を利用し、葉の温度を下げてあげることで、ダメージを減らします。
また、ミストにはもう1つ効果があります。
それはダニ対策です。多肉植物につくダニは、乾燥を好むため水やり頻度が下がると、ダニが繁殖してしまいます。
ミストで一時的に葉を濡らす事で、ダニ対策の効果も期待できます。
ポイントは、夜の間に乾く量です。翌日まで残っていると、最初の方にお伝えした通り、根を傷める原因や組織が壊れる原因となります。
あくまで、ミストは一時的な処置としてとらえてください。
さいごに
私は去年この方法で、ダメになる多肉がグッと減りました。
よかったら試してみて下さい。
これから夏本番です!多肉植物も大切ですが、まずは自分の命が一番!体調には十分お気を付けください。