【多肉植物】油断大敵!過ごしやすい時期ハダニ注意報発令です!
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
少しずつ秋の気配を感じる今日この頃、人も多肉植物も過ごしやすいと感じられる陽気まであと少しですね。
多肉植物達は、遮光下の柔らかな日差しの中適度な水分を養分に、根を育て葉を殖やし可愛く育つ準備が万全の状態です。
気温30度を下回るといよいよ成長速度アップ!成長と紅葉を楽しめる最高の季節がやってきます。
人も多肉植物も活動しやすい季節になったということは、虫も菌も同じ。一気に増えます。
今日は曇りの日が続いたらやってほしい、ヤツの好きにはさせない対処法をご紹介します。
《害虫》多肉植物への影響は?
害虫や菌の影響で、見た目を悪くしたり枯れる原因となります。
よく耳にするのがハダニの被害です。葉裏に寄生し汁を吸います。
ハダニに吸われると黒い小さな点々が葉裏や葉の表面に現れます。一見葉焼けに似ているのですが、違いは、葉焼けは葉が日焼けを起こす箇所のみが黒くなるので主に表面のみです。
葉裏表どちらにも黒い点々が現れたらハダニが原因です。
吸うだけならいいのですが、葉が変形したり茎元部分が吸われると葉が落ちてしまったり、体力が落ちた苗であれば最悪枯れることもあります。
《害虫》がつきやすい品種は?
カイガラムシは多肉植物全般で気を付けた方がいいです。
ハダニは、ツルツル系のエケベリアにつきやすいと言われています。エケベリアは大きくわけてツルツル系と粉系の2つにわけられるのですが、粉系の品種ではあまり見た事がありません。
ツルツル系の子には、「どこからきたんだよぉー」ってくらいいつの間にかハダニが吸った跡がついています。
あとは、虹の玉・オーロラ・乙女心も要注意です。
下葉がポロポロ枯れはじめたら要注意です。枯れたあたりをよく観察してみてください。
ハダニに吸われた後【黒い点々】を見つける事ができます。
被害を拡大したくないなら、すぐに駆除する!鉄則です。
害虫から多肉植物を守る方法
ハダニは水に弱い性質があるので、葉水が効果的です。夕方日が沈むころ葉にサァーとシャワーや霧吹きをしてあげるといいですよ。
できるだけ虫をだしたくない!って時は、予防策でお薬を散布する事をおすすめします。
卵が孵化する前に、お薬で根絶を目指したいですよね。
多肉植物に使える「ダニ太郎・バロック・コロマイト乳剤」などがあります。お薬に耐性がつくので、2、3種類のお薬を輪番で使うと、効き目が継続しますよ。
説明書通りに希釈し、日が沈む夕方以降に散布します。できれば翌日が曇り空だとなお良いです。
気が付いたらもう真っ黒!すぐに駆除したい!って場合は、ベニカEXがおススメです。
ハダニのつきやすい葉裏を中心に適量を散布し、風通しの良い明るい日陰で様子をみましょう。
お水やり後に葉がふっくらしたり、キレイな新芽が顔をだしたら一安心です。
さいごに
頑張って対策しても、ついちゃうものはついちゃいます。慌てずにまずは、これ以上拡大しないように他の苗から離れた場所で管理し、適切な処置をして、あとは多肉の生命力を信じてあげましょう!
秋はもうすぐです。紅葉の準備進めていきましょう。