【宗像市】秋を感じる夕暮れ散歩♫身近にある公園でのんびり時を過ごしてみるのもいいものです。
宗像市・JR赤間駅南口から歩いて3分、赤間大橋をはさんで釣川の両岸はきれいに整備され、ウォーキングやジョギングが楽しめる市民の憩いの場になっています。
ここは釣川沿いの堤防を公園にしていて、春には300本の桜が花開く「釣川 桜づつみ公園」です。
9月というのに、いまだ秋の気配が感じられないこの頃ですが、夕涼みがてら桜づつみ公園を散歩してみてはいかがでしょう。
夕焼けをながめながら歩いていると、ふと秋にめぐり会えるかもしれません。
◇「桜づつみ公園」赤間大橋あたり
赤間駅南口からここまでゆっくり歩いて3分ほどです。
橋の欄干(らんかん)には、かわいらしいピンクの桜がほどこされています。
桜づつみ公園を使用するうえでの注意事項がかかれた表示版が、各所に設置されています。
赤間大橋の右側、駅に近い川岸には、木陰のできる円になったベンチがあり、くつろげます。
このコーナーには縄文期の宗像の地形・現在の釣川や釣川に生息する魚たちについての解説版が設置されていて、よく見ると興味深いものです。
◇子どもが楽しめる遊具設置
少し涼しくなると、小さい子どもを遊具で遊ばせている親子連れをみかけます。
大きな遊園地も楽しいでしょうが、休日に買い物がてら立ち寄る公園もいいものです。
砂場で楽しそうに遊ぶ子供の姿をみながら、ベンチで読書するお母さんらしき人の姿をみかけました。
のどかで気持ちがいやされる風景です。
おとながケンスイをするのにちょうどいい高さの鉄棒です。
男性がぶら下がっているのを時々みかけます。
◇桜づつみ公園付近
遊具のある公園の向かい側は、大型ショッピングモールです。
買い物をするのも便利な場所ですね。
ショッピングモール側に行ってみました。
葉のしげった桜並木は、真夏でも木陰を作って涼しくしてくれます。
昨年の春撮影した桜並木です。
「桜づつみ」という名の通り、春には300本の桜が、人々を楽しませるのです。
桜づつみの遊歩道沿いには、ベンチがたくさん配されていて、その間に何体ものモニュメントが見られます。
ユニークなものもあって、ながめながら歩くのも楽しみです。
赤馬大橋を左手に少し歩くと、JRの線路との間は田園がひろがり、いまは稲が収穫を前に穂をたれる姿が美しい時期です。
遊具のそばにある藤棚も、緑の葉がおいしげっています。
こちらも昨年撮影したものですが、満開の藤の花は香りがよく、思わず引きよせられます。
藤棚の前には階段があり、水辺近くに降りられます。
川をのぞくとシラサギが、羽根を休めているようです。
すぐそばを鴨が通り過ぎてゆきました。
鳥たちにとっても憩いの場になっているのでしょう。
◇桜づつみ公園の夕日
9月になると日の落ちるのがはやくなります。
西の空は明るくなって、そろそろ夕焼けの見える時刻です。
このころには涼やかな風がふいて、日中の暑さがうそのように感じられます。
茜色の雲を背景にした夕暮れの釣川の風景は美しく、気持ちがいやされます。
宗像市は自然が豊富で住みやすい所です。
快速電車のとまるJRの駅から徒歩3分で、桜づつみ公園にあるような自然にふれあえます。
節約ムードも高まる昨今、近隣で憩いのひとときを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
◆桜づつみ公園について
所在地/〒811―4175 宗像市栄町1―6
JR赤間駅南口より徒歩3分
釣り川沿い全長3キロにおよぶ堤防を公園として整備された所です。