みなさん。モバイルバッテリーはお持ちですか？
スマホやタブレットを充電するバッテリーです。

今回は、そのバッテリーにUSBだけではなく、AC電源(コンセント)が使えるポータブル電源の小型機種をご紹介します。

こちらが小型のポータブル電源「Anker PowerHouse 90」です。

通常、ポータブル電源と言うと小さいもので工具箱、最近だとキャリーケース並みのサイズのものも発売されています。
大型化、高性能化が進む中、これほど小さいサイズは珍しい方です。

利用できるのは「AC電源×1」「USB-A×2」「USB-C×1」の3種類、計4ポートが使えます。

容量は、「24,000mAh / 87.6Wh」です。
モバイルバッテリーと比べると大容量の部類ですが、ポータブル電源の中では最小に近いです。
出力はAC100Wなので、電子レンジやドライヤーなどは全然無理ですが小さな機器は利用できます。

ライト機能もついています。
ポータブル電源自体も小さいので懐中電灯っぽく使えるので便利です。
AC電源も使えて携帯出来る点からみても防災用グッズとしても十分使えそうです。

使える家電

AC電源が使えるからと言ってすべての家電が使えるわけではありません。
省電力なものに限られますが、それでも多くの家電が利用できますのでいくつかピックアップします。

まずは夏の定番扇風機
機器のサイズにもよりますが大体10-30数Wぐらいの出力なので簡単に動かせます。

そして意外なのが冬の定番電気毛布。
これも機種にもよりますが40-80W程度のものが多いです。
バッテリー容量が87.6Whなので仮に40Wの場合、2時間強しか使えないように見えますが
電気毛布はON/OFFを繰り返したり、弱で使用すれば実際はもっと使用時間が長くなります。
(その時の環境・温度によっても変わってきます)

やろうと思えば電気毛布を使いながらスマホだったり色んな機器を並行して充電できます。
(その分、バッテリーの減りも激しくなります）

ポータブル電源(特に小型)を買うときには要チェック

ポータブル電源はAC電源が使えるのが魅力ですが、ぜひ気にして欲しいのが波形です。
今回の製品は「純正弦波」と呼ばれる波形でして、家のコンセントと同じように使えます。
ただ、小型のポータブル電源の中では「疑似正弦波」と呼ばれるものが多いです。
疑似制限は同様にAC電源が使えるのですが、接続機器との相性が悪いと最悪故障する原因にもなります。（モーター類、精密機械などなど愛称が良くないようです)
ただ、相性を把握してれば問題なく使えますし、何より値段が安いです。（今回の製品は19,900円ですが、疑似正弦波の製品は一万円ちょっとになります。

このような感じで本とほぼ同じサイズ感で重さも1kg未満なので何かと重宝するバッテリーです。

まとめ

今回の「Anker PowerHouse 90」ですが、小さくてAC電源が使えるので非常に扱いやすいです。
ノートパソコンのちょっとした充電用に出張でも活躍しそうですし、
ライトもあるので防災用にバッテリー兼ライトとしてもよさそうです。

気を付けるべき点としては
・出力100Wなので使える機器は限られる
・バッテリー容量87.6Whなので強い出力のものはすぐバッテリー消費してしまう
・↑２点を踏まえて利用する家電をイメージしておくのが大事
と、いうところです。

いかがだったでしょうか。今回の「Anker PowerHouse 90」ですがさらに詳細に動画も作成しています。
まだまだある便利機能などもそちらにてまとめて紹介していますのでお時間のある方は合わせてごらんください。