こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー（公認心理師）の竹内成彦です。

今日は、「未熟なお母さんタイプとは関わるな」というテーマでお話したいと思います。

はじめに…。
お母さんタイプとは、エニアグラムでいうところのタイプ２という意味です。
私は、エニアグラムをベースにしたキャラ診断をやっているのですが、タイプ２はお母さんタイプにあたります。

次に、エニアグラムには数多くの流派があるのですが、多くのエニアグラムと私のやっているキャラ診断では決定的な違いがあります。
それは「何か？」と言うと、多くのエニアグラムでは、タイプ１からタイプ９まで、「人口比率が同じ」と考えています。そう、タイプ１からタイプ９まで、同じだけ人数がいると考えているのです。

私は、そうは考えていません。性格の違うタイプ１からタイプ９までが、「同じ人数だけいる」だなんてことは、非常に不自然だと考えています。私は、タイプによって、「多い少ないがあって当然だ」と考えています。

タイプ２、お母さんタイプは、地球上にもっとも多く生息するタイプです。
いい人から悪い人、人殺しから総理大臣まで、様々な人がいます。
けれど、「精神状態が悪くなるとどうなるか？」に関しては一緒です。
そう、成熟したタイプ２は、どのような人で、未熟なタイプ２は、どのような人であるか？　については、一緒だということです。

タイプ２は、お母さんタイプです。キャラ診断でいうとことの大人タイプにあたります。
では、「大人タイプは、子どもタイプと違って、成熟しているか？」と言うと、話は全然違ってきます。要するに、大人タイプでも未熟で幼稚な人はたくさんいるし、子どもタイプでも成熟した老練な人はたくさんいるということです。

前置きが長くなりましたが、
今日の記事では、「タイプ２（お母さんタイプ）が精神状態が悪くなるとどうなるのか？」「未熟なタイプ２（お母さんタイプ）とは、どのような人なのか？」についてお話していきたいと思います。

未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、傲慢です。そして攻撃的です。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、人の言うことに耳を傾けません。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、感情コントロールができません。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、間違いだらけの行動を取ります。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、乱暴者です。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、人をコントロールしたがります。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、落ち着きがありません。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、自分に甘く人に厳しいです。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、不平・不満だらけとなります。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、愚痴や悪口ばかり言っています。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、周囲を注意深く見ることができません。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、自分は大物で正しくて重要人物であると信じています。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、でしゃばりです。
未熟なタイプ２（お母さんタイプ）は、欲が深く、手を広げ過ぎて収拾がつかなくなっていいます。

今言ったように、未熟なタイプ２は、人に大迷惑をかける人たち、しかも人に寄っていくタイプなので、なるべく未熟なタイプ２とは関わらないことが賢明です。

ここでよくある質問にお答えしたいと思います。
「誰だって、精神状態が悪くなれば、未熟者になれば、不機嫌になり乱暴者になるだろう」とおっしゃる人がいるのですが、それは誤りです。

たとえば、タイプ９（おばあさんタイプ）は、精神状態が悪くなっても未熟者になっても、不機嫌になったり乱暴者にはなりません。タイプ９（おばあさんタイプ）は、ただただ腰が砕けるように腰が低くなり、無意欲になり、無責任な人の言いなりになっていくのです。

また、タイプ４（末っ子タイプ）は、精神状態が悪くなって未熟者になると、引きこもりがちになるので、人に寄っていって迷惑をかけるようなことは基本しません。

タイプ２（お母さんタイプ）は、人口的にもっとも多いタイプです。彼らは、人をコントロールしたがります。良い方向にコントロールしてくれればいいのですが、悪い方向にコントロールするようでは、ホント大迷惑で最悪です。

この記事をご覧の皆さんには、くれぐれも未熟なタイプ２（お母さんタイプ）とは、つきあわないようご忠告申し上げたいと思います。

最後に、未熟なタイプ２（お母さんタイプ）には、近寄りたくもないのですが、成熟したタイプ２（お母さんタイプ）は、愛あふれる仏様・神様のような存在なので、そばにいるだけで幸せとなります。

よって私は、あなたが成熟したタイプ２（お母さんタイプ）に囲まれていたなら、「それは大変に素敵なことですね」と言いたいです。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

　　　　　　この記事を書いた人は、心理カウンセラー（公認心理師）の竹内成彦です。