間もなくゴング! 全勝対決「WBAライト級挑戦者決定戦」
今夜ゴングが鳴るWBAライト級タイトル挑戦者決定戦。24戦全勝14KOでWBA級2位のミッシェル・リベラ(24)と、16戦全勝12KOで同10位にランクされるフランク・マーティン(27)の対戦となる。
前日計量をリベラは134.5パウンド、マーティンは134.75パウンドでパスした。最終記者会見での両者の言葉をお伝えしよう。
ドミニカ人であるリベラは言った。
「マーティンがセンスのある良い選手だと知っている。でも、自分は彼よりも大きく、強い。才能でも上回っている。マーティンは自信を持っているようだが、私はそれ以上に勝利を確信している。今回は私の時間であり、勝つためにすべき事を全てやる。自分にとっては最高の一戦にとなるだろうから、どうぞお見逃しなく。
キャンプでは多くの課題をこなした。自分にとって初のメインイベントだし、モチベーションは高いよ。新たなスーパースターの出現を目にしてほしい。全勝中の選手同士が潰し合うって、なかなか無いだろう。素晴らしいファイトになるさ。
マーティンは特に目新しいものの無いサウスポーだ。私は彼以上の選手と試合をしてきた。彼がエロール・スペンス・ジュニアと親密な関係にあることも理解している。でも、リングでは何の意味もないさ。100%、自分が勝つ。
私が自信を持っていることは、誰もが知るところだ。それはハードなトレーニングを乗り越えているからさ。立ち止まりはしない。SHOWTIMEが機会を与えてくれたことにも感謝する。ビッグマッチに繫がるだろうね。私が異次元の選手であることをリングで示すよ」
ミシガン州デトロイト出身のマーティンも話した。
「是非、試合を見に来てくれ。どちらが強く、速いファイターだか分かるさ。周到に準備をした。戦略も立てた。その成果を出し、勝利を飾る。ヤツはいい選手だ。バランスがいいし、パンチもあるし、カウンターも打てる。が、圧倒するよ。
この試合は俺を次のレベルに押し上げてくれるだろう。自分はリベラの下にいるような人間じゃないんだ。
ヤツも色々と作戦を練っているだろう。こちらは、向こうがどんな動きをしても対応できる。答えを用意しているよ。
我々は非常に飢えた負け知らずのファイターだ。ファンは我々の渇望を感じることだろう。激しいファイトになるに違いない」
発言通り、現時点ではマーティンの方が、追いかける立場であることを感じる。その飢えが戦いにどう影響するか。
ライト級は日本でも激戦区である。彼らに、135パウンドの日本のトップ選手たちが絡むと面白い。