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【時短】思い込みを捨てたら暮らしがラクに!「頑張らない」洗濯術9選

田中ゆみこ整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ―

こんにちは!整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。洗濯は「洗う→干す→たたむ」と工程が多く、時間もかかるので「できれば簡単に終わらせたい!」という方も多いのではないでしょうか?かくいう筆者も洗濯が苦手!だからこそ試行錯誤してたどり着いた「頑張らない」洗濯術」を9つご紹介します。

①私が、全部やらなくちゃ…それ本当?

洗濯機をセットして洗濯物を干すのは我が家では夫の役目。「夫は仕事、私は家事」という思い込みを手放すと朝の忙しい時間帯、夫婦で家事シェアができるようになり、慌ただしさが激減しました。

手順を書いたラベリングで家族全員が洗濯機を回すことができます。
手順を書いたラベリングで家族全員が洗濯機を回すことができます。

夫だけではなく、子どもたちにも手伝ってもらえるように、洗濯機に手順を書いたシールを貼っています。手順通りにスイッチを押すと洗濯が始まる仕組みです。「私が、全部やらなくちゃ」を手放してみませんか?それだけで随分と気持ちが軽くなりますよ。

②細かい小物はネットに入れる

洗濯ネットに小物はまとめて入れることで洗濯を干す時に時短につながります
洗濯ネットに小物はまとめて入れることで洗濯を干す時に時短につながります

バラバラになりやすい靴下をそのまま洗濯すると、干す時にペアを探すのが大変ですよね。その手間を省くため、筆者宅では靴下や下着などは、洗濯ネットにまとめて入れて洗濯をしています。

ちょっとのことですが、このちょっとが時短につながります。洗濯ネットからとり出すだけなので、「洗う→干す」の工程がぐっとラクになりますよ。

③靴下は同じ種類(色)で統一する

万が一片方が敗れても、同じ種類(色)だともう片方を無駄に捨てることがなくなりました。
万が一片方が敗れても、同じ種類(色)だともう片方を無駄に捨てることがなくなりました。

上記で、細かい小物はネットに入れるとお伝えしましたが、洗濯ネットに入れてもやっぱりペア探しには時間がかかります。

さらに洗濯時の時短を叶えるために、筆者宅では靴下を同じ種類(色)に統一しています。同じ種類(色)に統一することで買い替えもラクになるので、ぜひ試してみてくださいね。

④夜に洗濯をする(予約機能を使う)

皆さんは、朝洗濯派?夜洗濯派?どちらでも暮らしにあった方で良いのですが、夜寝る前に洗濯機のタイマーをセットして、朝起きる時間に洗濯が完了するように予約しておくと、朝起きたら干すだけなので洗濯の時間短縮につながります。

夜間は電気料金も安い場合が多いので、一石二鳥!朝に洗濯する方は、ぜひ予約機能を使うことをオススメします。

⑤スピード機能

さらに、洗濯時間を短縮したい時は「スピードコース」がおすすめ!通常の洗濯よりも早く洗濯が終わるので時間がない時などとても便利です。

「スピードコースは時間が短縮されるので汚れが落ちないのでは?」という思い込みは手放してくださいね。

⑥洗剤は量らない

ちょっとのアクションが時短につながります。
ちょっとのアクションが時短につながります。

毎回、洗濯の量にあわせて洗剤を量るのは面倒ではありませんか?ボールタイプやボトルタイプの洗剤を使うと、洗剤を量る手間が省け、時短につながります。

筆者も量るタイプの洗剤からボトルタイプの洗剤に変えたのですが、「もっと早く導入すればよかった!」と思ったくらいストレスが減りました。

⑦ハンガー収納

ハンガーtoハンガーで時短家事が叶います。
ハンガーtoハンガーで時短家事が叶います。

洗い終わった洗濯物をハンガーにかけて干して、そのままクローゼットやハンガーラックにしまえば、衣類を畳む時間を減らすことができます。とっても便利なのでぜひ取り入れてもらいたいラク術の1つです。

その時に大切にしたいことが「動線を考えて干す」です。

洗面所で洗濯をして、干すのはベランダといったように、洗濯機から干す場所までが遠いとそれだけで面倒!と思ってしまいませんか?

洗濯機から干す場所までの動線も大事です。筆者宅では、そのまま室内に干すことで、時短を叶えています。除湿乾燥機があれば問題なく洗濯物も乾くので、天気に左右されることもなくストレスフリーです。

日光に当てないと…という思い込みは手放してみるのも洗濯がラクになる方法の1つですよ。

⑧小物はカゴに入れるだけ

乾いた下着類は家族それぞれのBOXに入れるだけ。片づけは各自で行うことで時短につながります。
乾いた下着類は家族それぞれのBOXに入れるだけ。片づけは各自で行うことで時短につながります。

「乾いた下着や靴下は家族それぞれのBOXに入れるだけ」といった工夫をしています。

「洗濯物は乾いたらきちんとたたんでしまうもの」という思い込みがありましたが、家事ラクを叶えるためにカゴに入れるだけにしました。時間の余裕がある時にたたんで引き出しに収納しています。

⑨タオルはたたまない

タオルも同様、たたみません。使う分はタオル掛けにかけて、その他のタオルはBOXに入れるだけ。引き出しに入れても結局使うので、家族と話し合って、「タオルはたたまない」という方法を選びました。「洗濯物は畳まなければいけない」という思い込みを捨てると時短にもつながりますよ。

「頑張らない」洗濯術」を9つご紹介しましたが、いかがでしたか?

冒頭にお伝えしたように、「洗う・干す・しまう」といった一つ一つの工程が多いからこそ、一度、見直してみてはいかがでしょうか?

固定観念にとらわれず、洗濯の工程をスリムにすると気持ちも軽やかに、時短にもつながりますよ。考え方は様々なので、皆さんの暮らしにあった方法を取り入れてみて下さいね。

田中ゆみこ 整理収納アドバイザー/時短家事コーディネーター

北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする【整理収納×時短家事】をご提案しています。インスタグラム(@tanaka__yumiko)では、暮らしのイライラの整え方について不定期に更新中。著書『子どもが片づけ上手になる魔法の言葉』全国書店で発売中。4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。

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整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ―

無印良品やニトリ・100均が好きな、2人の男の子ママ。家族の笑顔を増やしたい!をモットーに暮らしのハードルを下げた「整理収納・時短家事」をご提案しています。オンラインお片づけサポートや講演を中心に活動。テレビ、雑誌などメディア出演多数。Instagramでは誰でも真似できるお役立ち情報を発信。著書『子どもが片づけ上手になる魔法の言葉』

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