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【愛犬との暮らし】飼い主がしがちな〈勘違い〉【犬猫のしつけ】

勘違いが生まれてるかも!

家族の一員である犬猫さん。

でも距離が近くなりすぎて、擬人化して見てしまったり、情報過多で知識が偏っていたりすると

〈勘違い〉

が生まれてしまうことも!

今回はよくある勘違いをご紹介します。

①しっぽを振ってるから喜んでる

『犬は嬉しいとしっぽを振る』

誰もが知っている知識ですね。

でも犬がしっぽを振るのは興奮している時が多いです。

だから

・警戒で気持ちが昂っている時

・怒っている時

などもしっぽを振ります。

②他の子と仲良くしたい

『お友達がいないとかわいそう』

そう考える飼い主さんは多いです。

でも本人にとって一番大事なのは家族です。

『友達欲しい』と思っていないのに、 無理に他の動物と仲良くさせようとすることはストレスになることがあります。

③悪いことってわかってる

「本人も悪いこととは理解してます」

とよく言われます。

でもそれは申し訳なさそうな顔がそう見える だけで、〈悪いこと〉と思っている訳ではないことがほとんどです。

申し訳なさそうな顔は怖がっている顔で善悪の基準も人とは異なります。

④近づいてきたから触って欲しい

「寄ってきたから触ったら避けられた、噛まれた」

という経験はありませんか?

近づく=触って欲しい

とは限りません。

ただくっつきたかった、

遊んで欲しかった

などの時もあります。

お腹を見せるのも必ずしも触って欲しい時ではないので触って良いのかの見極めましょう。

勘違いした上に噛んだからと怒らないで下さいね。

⑤立場が下になっている

「犬の方がえらくなってしまっている」

「○○されるのは見下されいるから」等

家族の中で上下関係を築く生き物だ

というのは古い考え方です。

本人達はそんなことを気にしてないのに人間ばかりがこんな考え方をしていると関係がギクシャクするのも当然です。

勘違いに気づかないとお互い辛い

勘違いをしたまま=前提が間違っている状態です。

そうなると子憎たらしく思えたり、事実がキャッチしづらくなります。

『こうに違いない』と思っていることは本当にそうなのか、一度立ち止まって考えてみませんか?

犬猫さんは勘違いされていることを弁明したりできません。

人間側がどう捉え、対処していくかに委ねられているので責任重大ですね。

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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