5000万ドルを得た首位打者は、車もプレゼントされる!? こちらの投手はロレックスをゲット
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昨年、首位打者となったジェフ・マクニール(ニューヨーク・メッツ)は、オフに4年5000万ドルの延長契約を手にした。それだけでなく、車もプレゼントされるらしい。ただし、贈り主はメッツではない。マクニールのチームメイトだ。
ニューヨーク・ポストのマイク・プーマによると、昨年のシーズン中、フランシスコ・リンドーアは、首位打者を獲得したら車をプレゼントする、とマクニールに約束したという。9月21日を終えた時点で、マクニールの打率は.314。上には、打率.330のフレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)と打率.320のポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルス)がいたが、マクニールは、そこから43打数20安打(打率.465)と打ちまくり、2人を追い抜いた。
マクニールとリンドーアは、併殺デュオを組んでいる。一昨年のシーズン序盤には、試合中に口論をしたこともあったが(「二遊間デュオが「試合中に口論」。見かけた動物がネズミなのかアライグマなのかを巡って…!?」)、しこりはまったく残っていないようだ。昨年5月には、他のチームメイトとともに、NHLの試合を観戦。この時、2人は隣り合わせに座っていた。
今月1日に延長契約の記者会見を行った際、マクニールは車について訪ねられ、まだもらっていないと答えている。けれども、リンドーアは約束を守るのではないだろうか。
チームメイトではないが、こんな前例もある。
昨秋、マーカス・ストローマン(シカゴ・カブス)は、トリスタン・マッケンジー(クリーブランド・ガーディアンズ)にロレックスを贈った。
彼らは、昨年1月に、ツイッターでこんなやりとりをした。マッケンジーが「フルーテッドベゼルのロレックスが欲しい」とツイート。それに対し、ストローマンは「今シーズン、160イニング以上を投げて防御率3.70以下なら…ロレックスを買ってあげよう!」と申し出た(「このエースは他チームの投手に「出来高」を支払う!? 160イニング以上で防御率3.70以下なら…」)。昨年、マッケンジーは、191.1イニングを投げ、防御率2.96を記録した。
ちなみに、ストローマンは、今年が3年7100万ドルの2年目だ。リンドーアは、10年3億4100万ドルの2年目を迎える。マッケンジーは、まだ、年俸調停の申請権を得ていない。また、マクニールとリンドーアが口論をした当時、ストローマンもメッツにいた。