【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part397:韓国のカレーは黄色?!他
みなさん、こんにちは~!
この不思議シリーズでは、韓国ドラマに出てくる不思議な行動の謎をジャンジャン解き明かしていきます!
それだけではなく、韓国の文化や社会情勢まで分かりやすくお伝えするので、ぜひ最後までご覧くださいね♪
今回は、皆さんが気になっているかもしれない韓国料理の不思議について取り上げてみましたよ~!
さっそく、見ていきましょう!!
「韓国のカレーは茶色じゃない?!」
カレーといえば、日本では国民食と言えるほど多くの人に親しまれていますよね~!
韓国でも家庭の食卓にカレーが登場しますが、日本のカレーと少し違う所があります。
それは何かというと・・カレーの色なんですね!
日本のカレーは濃い茶色が特徴的ですが、韓国のカレーは黄色っぽい色をしています。
これは、使われているスパイスの配合の違いから生まれるものなんですね。
カレーにはさまざまな種類のスパイスが使われていますが、その中でも欠かせないのが「ウコン」です。
二日酔い対策用のドリンクにも、使われているのを目にしますよね。
韓国で売られているカレールウには、このウコンが日本のものより多く配合されています。
ウコンは鮮やかな黄色をしているため、たくさん使われることでカレーの色がより黄色っぽくなります。
今ではカレーといえば黄色い食べ物、というイメージが定着していますが、韓国でも茶色いカレールウが存在していました。
しかし、大手食品メーカーが発売したカレールウが黄色だったため、家庭では黄色いカレーが定番として広がっていったんですね。
韓国の黄色いカレーは、韓国ドラマの食卓シーンにもたびたび登場しています。
大人気となった応答せよシリーズの第3弾として、「応答せよ1997」、「応答せよ1994」に続いて放送された「恋のスケッチ~応答せよ1988~」にも、黄色いカレーが出てきました。
ドラマの第1話に、ご近所さん同士で夕飯のおかずをおすそ分けし合うシーンがあります。各家庭のおかずが食卓いっぱいに並んでいる中、ひときわ目を引くのが、鮮やかな黄色いカレーなんです。
こうしたシーンからも、韓国の家庭で食べられているカレーは黄色が定番だということがよく分かりますよね!
ちなみに、日本ではカレーの付け合わせとして、「福神漬け」や「らっきょう」が食べられていますが、韓国では少し違います。
カレーを食べるときには、「キムチ」を添えるのが定番なんですよ。
韓国の食卓に欠かせないキムチは、カレーとの相性も抜群です!
一見意外に思えるかもしれませんが、これが驚くほどよく合うんですよ。
気になった方は、ぜひ一度カレーにキムチを添えて試してみてくださいね!
「似ているようで違う!コムタンとソルロンタン」
「コムタン」と「ソルロンタン」といえば、よく耳にする韓国料理ですが、その違いを知っていますか~?
ドラマ「恋は盲目~二度目の恋」に出てきたコムタンと、「華麗なる遺産」に出てきたソルロンタンはどちらも白いスープでした。
見た目が似ているので、違いが分からないという人も多いかもしれませんね。
ですが、それぞれの特徴を知ると、さらに楽しみ方が広がりますよ!
ここからは、その違いを簡単にご紹介していきます。
まず、コムタンは牛肉と牛の胃や小腸などの内臓部位を、じっくり時間をかけて煮込んで作るスープです。
コムタンには牛骨が使われていないので、スープは濁らず透明感のある仕上がりになります。
見た目の割にはさっぱりとした味なのかと思いきや、内臓部分が多く使われているので、しっかりと濃厚さを感じられる味わいなんですね。
一方、ソルロンタンは牛骨付き肉と牛骨、頭、脚、内臓部位をじっくり煮込んで作られます。
スープは、牛骨から旨みが抽出されていて、白濁した見た目が特徴です。
濁ったスープからは、濃厚そうな感じがしますが、食べてみるとあっさりとした口当たりなんですよ。
どちらのスープもしっかりとした味付けはされていないので、食べるときに自分好みに塩や胡椒で味を整えてから食べます。
白菜キムチとカクテキは、付け合わせとして一緒に出てくるので、スープに加えて味変することもできます。
「コムタン」と「ソルロンタン」は、それぞれに特徴があるので、違いを意識しながら食べるのも楽しいですよ!
いかがでしたか?
「コムタン」と「ソルロンタン」のように、似ているけど意外と違いが分からない料理って多いですよね!
韓国ドラマを見るときには、登場するグルメにも注目してみると、新しい発見があるかもしれませんよ♪
それでは、また次回お会いしましょう^^
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