【生駒市】1月27日にオープン! 生駒駅から徒歩1分の好立地に豆から作るチョコレート店誕生です!
近鉄生駒駅から徒歩1分。南側のロータリーすぐの「IKOMA South Mall」に、豆からつくるチョコレート店「Many Cacaos, Many Minds.」が2024年1月27日にオープン!
「Many Cacaos, Many Minds.」さんはBean to Barと言われる、カカオ豆からチョコレートバーをつくるまでのすべての工程を自社内で行う日本でも数少ないスタイルのお店。グランドオープンにさきがけて、1月19日に内覧会が行われたので、参加させていただきました!
店名は「十人十色」という意味の「Many men, Many minds.」から。人に様々な特性があるようにカカオ豆にも様々な風味や味があり、そうしたカカオの個性を楽しんでほしいという意味が込められているそうです。そのためのユニークなしくみが、こちらのお店では「試食ありき」なこと。
ウガンダ、コスタリカ、ブラジル、インドの4産地のカカオ豆を使っていて、バー(板チョコ)は、70%と100%のものが用意されていますが、消費者に与えられる情報はそれだけ。「この産地の豆の特徴はこう」といった前情報はなしで、実際に試食して自分の感性でチョコレートを味わってほしいとのこと。
試食してみると、産地によってチョコレートの味が全く違うことにびっくり。こんなに違うの…!?
そして「あえて個性的な味の豆をそろえた」とおっしゃっていたとおり、初めて食べる味わいにさらにびっくり。
お店で販売されるバーはすべて試食できるそうなので、お気に入りの味を見つけてくださいね♪
そしてとても興味深いのが、壁に飾られた絵。これらは、複数のデザイナーに前情報なしでチョコレートを試食してもらい、直感的に感じたことを絵にしてもらったそうです。食べる前に絵で味を想像するのも面白いですし、食べてから自分の感覚と照らし合わせて鑑賞するのも一興です。
この個性的な豆たちを使ったスイーツも試食させていただきました。
生チョコレート(ウガンダ)、オランジェット(インド)、テリーヌ(ウガンダ)、ガトーショコラ(ブラジル)と、それぞれの豆の個性が一番活きる組み合わせで作られたメニューだそう。バーの状態で食べるのとはまた全く違う味わい。「あのチョコがこうなるのか!」と感動。
筆者が一番気に入ったのはオランジェット。酸味と甘みと苦みのバランスが最高でした。
これらも店頭に並ぶとのことなのでお楽しみに♪
お店の真ん中には大きな調理台があり、チョコレートをつくる工程の一部を見ることができます(このお写真は中に入って撮らせていただきましたが、カウンターの外からでも作っている様子が見られます)。カカオ豆からチョコレートを作るところはなかなか見る機会はないですよね。
ショップバッグや箱には、シンプルで味わいのあるロゴがひとつひとつシルクスクリーンで手刷りされています。
「Many Cacaos, Many Minds.」は、障害福祉事業を展開するHIRAKUホールディングス株式会社が、障がいを持つ方の職業選択の可能性を広げる目的で立ち上げた事業のひとつ。チョコレートの製造やこういったパッケージ作りに、障がいを持つ方々が活躍されているそうです。今後は接客に立つ方もいらっしゃったり、それぞれの特性や得意なことを活かして活躍される場になるとのことで、そこにも「十人十色」の想いが込められているように思います。
オープン直後は店頭販売のみですが、3月のホワイトデーが終わって落ち着いたら、カフェやバー(板チョコじゃなくてお酒が飲めるほうのバー)、通販も開始されるとのこと。店内に席は6席あり、カフェでは焼き立てのガトーショコラがいただけたり、アレンジをきかせたメニューが楽しめる予定だそうです。
グランドオープンまであと少し。
とてもおしゃれで個性的なチョコレート店の誕生です。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
店舗情報
「Many Cacaos, Many Minds.」
住所:奈良県生駒市元町1丁目3-4 山田ビル1階
営業時間:11:00~18:00(バー開始後は夜営業も予定)
定休日:月曜