【横浜市】知る人ぞ知る「一般開放されている神奈川県庁の屋上展望台」は眺望良しの貴重なスポット
横浜市関内地区にある「横浜三塔」。
神奈川県庁本庁舎を「キングの塔」、横浜税関を「クイーンの塔」、横浜市開港記念会館を「ジャックの塔」と呼び、街のシンボルとして長年市民に親しまれています。
これらの愛称は、入港する船の外国人船員達がトランプのカードに例えて名づけたといわれていることから、長い歴史があることが伺えますね。
三塔のうちの一つ、キングこと神奈川県庁本舎に、一般開放されている屋上展望台があることをご存知でしょうか?
屋上展望台からはクイーンとジャック、二塔を臨むことができるのです!
ということで今回は、キングの塔「神奈川県庁本舎」の屋上からの景色をご紹介します。
みなとみらい線・日本大通り駅から徒歩1分のところに位置する神奈川県庁本舎。
重厚な造りの歴史的建造物で2019年には重要文化財に指定されています。
正面入り口から入館し、6階展望台までは階段左のエレベーターを利用してくださいね。ちなみに、右のエレベーターは5階までしか行きません。
ドラマのロケ撮影にも度々舞台となっているようです。
展望台に行ってみると…そこには開放感のある港の景色と横浜らしい街並みの景色が広がっていました!
赤レンガ倉庫や大さん橋を臨む景色。
曇り空なのが少し残念ですが、青い海が広がる爽快な眺めです。
そして北北西に見えるのは、青緑色のドームを持つ高い塔、エキゾチックな雰囲気のクイーンこと横浜税関。
さらに南東には、レンガ造りで時計塔が素敵な、ジャックこと横浜市開港記念会館。
※横浜市開港記念会館は、老朽化に伴う保存改修工事のため令和6年3月まで休館となっています。
キングの塔屋を間近に仰ぐこともできます。
さらに、こちらでは三塔を間近に感じられるだけではく、建造物について学ぶこともできるのです!
6階同フロアには歴史展示室が開放されていて、どなたでも無料で入室することができます。
また、6階からの帰路はエレベーターではなく階段で降りていくのもおすすめ。
装飾として極楽に咲く花とされる「宝相華」の文様が階段や4階の壁面に施されていて、見応えがありました。
開庁時間内であれば、どなたでも利用することができるキングの塔の展望台。
近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
素敵な景色が待っています...!
神奈川県庁舎 屋上展望台
住所: 神奈川県横浜市中区日本大通1
県庁開庁時間:8時30分~17時15分
※土日祝日休庁
■神奈川県庁舎HP(外部リンク)