冷凍しないなんてもったいない「里芋」腐らせて捨てないで【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授!
冬野菜がおいしい時期になってきました。芋・栗・南瓜のうちのイモの中でも、下処理に時間がかかるので、一番めんどくさいイモが「里芋」です。これからの季節、寒さにあたりすぎると里芋も腐ってしまうので、気をつけてください。そうは言っても調理にとりかかるのに、気合が必要な芋ですが、せっかく扱うならまとめて調理しておき、冷凍ストックすることをおすすめします。
里芋は冷凍ストックがおすすめ
茹でるのが一般的ですが、おいしさからいうと、蒸して使ってほしいのが本音です。しかし、蒸すのもかなりめんどくさいし時間がかかるので、時短でいくならやはりレンチンです。レンチンしたら、皮をむいてください。熱々の状態でも、ペーパーナプキンなどを使って指で押さえて皮をひっぱる感じにすると、簡単にスルスルとむけます。その後、粗熱を取ってから、使いやすいサイズにカットして冷凍します。
そのカットして冷凍する際に、一緒に調味液(めんつゆ)などを少し入れておくと、使いやすいです。煮物に使用するにも、冷凍のまま入れても下処理されているので、煮崩れすることなく、即できますし、しっかり味も染み込みやすいです。我が家は素揚げでフライド里芋を作ることが多いので、カットは縦に細長くしておき、冷凍ストックしています。
購入する際にはかたさチェックを忘れずに!
透明な野菜袋に入っているのでわかりやすいと思いますが、購入する際にはぜひ全体をさわってみてください。里芋は寒さなどにあたるとやわらかくグチャっとした果肉になっていきます。しっかりかたい芋をチョイスしてください。
泥付きを購入したらそのまま保存
里芋は実は非常にデリケートなので、泥付きのものを購入したらそのまま洗わずに保存すれば2~3ヶ月は長持ちします。ただし、最適温度が10度前後なので自宅の中で寒さが適度な場所を探して置いてください。新聞紙に包んで冷暗所に置くのがベストなので、私はいつも玄関に置いてます。
※この記事には個人の見解を含みます。
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里芋の皮つきのままのおすすめ料理は過去記事 「里芋」の皮むかないで!食べないなんてもったいない!一瞬で消える【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授