【仙台市若林区】「杜」の都で第40回全国都市緑化仙台フェアが開幕! 東部エリア人気会場の1つをご紹介
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
この記事を書いている2023年5月某日、「杜の都から始まる未来、みどりを舞台に人が輝く」をテーマに掲げた「第40回全国都市緑化仙台フェア 未来の杜せんだい2023~Feel green!~」が開催中です。皆さんはもうどちらかの会場に足を運ばれましたでしょうか。
人々が暮らす都市の「緑化」を啓蒙する、まさに「杜の都」にふさわしいイベントとあって、県内外・国内外を問わず注目されていますよね。ちなみにこのフェアでは、私が日々街歩きしている宮城野区・若林区に「東部エリア会場」が設けられています。
震災の記憶の継承、みどりの復興の発信を行います。植樹・育樹プログラムの体験を通じた防災・減災についての学習や、新しい公園を体験できるイベントなど、自然に触れながら家族で学び楽しめるエリアです。(公式ホームページ:東部エリア会場の解説)
今回は、皆さんに少しでも興味をもってもらうべく、東部エリア5つの会場の中から人気会場の1つである「せんだい農業園芸センターみどりの杜」をご紹介させていただきますよ!
普段から四季折々の花と緑の鑑賞や市民農園など、気軽に緑と触れ合える施設として賑わっている「せんだい農業園芸センター」。
都市緑化仙台フェア開催中の現在、どうなっているのでしょうか
入口には、しっかりとフェアの開催中をお知らせする看板があります。
約2か月という長めのフェア開催期間中に花々の見頃が移り変わることもあり、看板では「見頃のお花案内」もお知らせしてくれています。入場する際には、こちらの情報を参考にして散策するといいかもしれません。
入口を抜けると、花と緑で作られたメルヘンチックなウェルカム花壇がありました。
また、普段はイベント等で活用されている展示室では…
受付担当として、なんとも可愛らしいコミュニケーションロボットがお出迎えしてくれます。
恥ずかしがり屋さんなので、まずは足を1回タッチして「こんにちは」と話しかけてあげて下さいね。
展示室には東部会場のテーマである「震災の記憶の継承、みどりの復興の発信」に関する展示がズラリ。
津波の被害を被った畑で、今や新しい仙台名物となりつつある井土地区の「井土ねぎ」が誕生した過程を知ることができる映像を見ることもできます。
また、展示室入口脇には井土ねぎで有名な東沿岸部ということもあるのか、発売されるやいなや売切れ続出で入手困難だった「ねぎ袋(ネギを入れる専用袋)」のカプセルトイ第2弾。
そして、激レア確定! ご当地ローカルイベント限定カプセルトイ「仙台弁こけし×フォレッピ(緑化フェア公式マスコット)キーホルダー」のカプセルトイもあり、細かなフェアへのこだわりにニヤリとしてしまいました。
これはレア物好きの血が騒ぐ!
と、鼻息荒くカプセルトイをガチャっと回したところ、結果は左から順番に排出。2プレイ目で早くもダブり発生し心が折れかけましたが、狙っていたフォレッピが「お花がきれいっピ!」と言っているバージョンが出たのでとりあえずフィニッシュです。コレクションアイテムとして大事に保管しておこうかと思います。
展示室を出ると、皆さんが緑化に携われるような「苗」の販売がいつものように行われていました。
そして、例年好評を博している被災農地から取れた稲わらを使ったアート作品「せんだいわらアート」も展示されています。
震災復興の象徴として、ボランティアサークル「ReRoots」が手がけるわらアート。
今にも大きな雄たけびが聞こえてきそうな、大迫力のキングコングも展示されています。コングの手のひらに入れば「キングコングに捕まっちゃった人」になることもできますよ。
もちろん、様々な花壇も色鮮やかに目を楽しませてくれます。
こちらは訪問時に見頃だったフジ。フェア開催期間中、刻一刻と花や植物の見頃は移り変わっていくので何回も足を運んで楽しむことができそうです。
特に2023年5月20日から6月11日までは「バラ祭り2023」が開催されるほど、バラの見頃。
まるで都市緑化フェアの開催を祝うかのように開花予想が早まり、開催期間にピッタリとタイミングが合ったバラ祭り。こちらも楽しみですね。
いかがでしたでしょうか、ちょっとでも花と緑と触れ合いたくなってもらえたら幸いです。
第40回全国都市緑化仙台フェアは2023年6月18日(日)まで。皆さんも是非東部エリア会場の1つ「せんだい農業園芸センターみどりの杜」さんに行ってみて下さいね!
●せんだい農業園芸センター●
〒984-0032 宮城県仙台市若林区荒井切新田13−1