【日光市】生わさびがソフトクリームにドッカーン!「独鈷沢わさび園」で紅葉狩り&わさびグルメ
11月4日、朝、青空を見て五十湖と三依の紅葉を見よう!と思い立ち、ドライブへ!
途中でふらりと立ち寄った三依地区「独鈷沢わさび園」のわさびソフトが、ガッツーン!!!とおいしかったので、三依・五十里湖の紅葉と共に、ご紹介します。
栃木県には紅葉ロードがたくさん!秋になると、この地に住んでいる幸せをしみじみと感じるのですが、中でも私のお気に入りは、鬼怒川から会津西街道を通り、男鹿川沿いに上三依ー塩原へと抜ける国道121号線。塩原に1泊して、帰りは川治ダムを通り大笹牧場に抜ける、というのがベストなのですが、今回は日帰りで走り抜けました。
今日は開いていた!独鈷沢わさび園
会津西街道を通り三依方面へ向かうとき、いつも気になっていたのが「独鈷沢わさび園」。高品質のわさびはもちろんなのですが、美味しいと噂の「生わさびソフトクリーム」があるのです。前回通った時にはあいにくお店が閉まっていたのですが、今日は開いている!
独鈷沢わさび園は、昭和25年に男鹿川に注ぐ渓流にわさび田を作り、自生していたわさびを植え栽培したのが始まりだそうです。おろしたてのワサビの味見をさせていただいたのですが、豊かな自然と清涼な水に恵まれたこの地で無農薬で栽培するわさびは、スーパーで買うわさびとは、香りが全然違う!
沢わさびはもちろん、ワサビの加工食品も製造、販売しています。
加工品は、本わさびみそ、わさび漬け、わさび醤油漬け、本わさび海苔の4種類。独自のこだわり抜いた製法で、すべて無添加で製造しているそうです。お買い物をした後、早速、念願の生わさびソフトを注文してみました。
ご主人は厨房に入り、しばらくして出てきました。お! できたと思いきや、ご主人が持っているのは、おろしたての生わさび! そして今度は別室に・・・。どうやら、ここでソフトクリームを作り、わさびをトッピングするようです。
そしていよいよ出てきたソフトクリームがこれ!なんと、ソフトクリームの上に、おろしたての生わさびがドッカーンと!さらにカラメルソースではなく醤油が上からかかっています。まずは写真!と、カメラを出していたら、ご主人が「写真撮るなら、こっちこっち!」と、ソフトクリームをもって裏口のドアの方へ。・・・え?どこへ行くんですかあ~????
なんとドアを開けると、そこには絶景のバルコニーテーブルがありました。裏口のようなドアの向こうに、こんなステキなスペースがあるとは!まるで、おしゃれなカフェのようです。
そっか!! ここで写真を撮って、ゆっくり景観を楽しみながら食べるために、ソフトクリームにスタンドが付いていたのですね!
紅葉は、今日一番の絶景スポット!(色処理をしていない写真です) 丸太の椅子もあって、最高の展望台です。もう、なんてすてき!
そして・・・生わさびと醤油とソフトクリームが合体したお味は、はたして?
・・・おいしかったです。
はじめはかなり、衝撃的にガツーン!ときました。
でも、すぐに刺激的な辛みが鼻に抜けると、ふわ~っと、わさびのいい香りとソフトクリームの甘さに優しく包まれるのです。そしてまた、醤油がソフトクリームと、いい具合に絡むのです。わさびが練り込んであるわさびソフトは食べたことがあるけれど、これは全く別物! やっぱり、生わさびの香りはすごい!と感動しました。
独鈷沢わさび園では、わさび田見学と周辺散策、収穫体験、漬物体験(10月から)もできるそうです。詳しくはHPのお問い合わせから、または電話にて、お問い合わせください。
独鈷沢がある三依地域は、日光市北部、福島県との県境の山間部にあります。三依地区には関東一の秘境駅と言われる男鹿高原駅もあり、正真正銘の日光市の秘境! 訪れる人は日光市街、奥日光、鬼怒川のように多くはありませんが、温泉、そば、渓流、鮎釣り、ダム湖、高原大根などの新鮮野菜、紅葉等々、さまざまな魅力にあふれています。ぜひ、独鈷沢わさび園と併せて、足を延ばしてみてくださいね。
独鈷沢(とっこさわ)わさび園の基本情報
所在地: 〒321-2805 栃木県日光市独鈷沢118−1
電話: 0288-79-7007
アクセス:独鈷沢わさび園map
HP:独鈷沢わさび園
日光市三依地域観光サイト