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【日光市】北野谷商店直売所が明日23日オープン!アツアツ釜揚げこんにゃく&スイーツのイートインも!

フルリーナYocライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市・益子町・那須町)

日光の老舗「有限会社 北野谷商店」が、明日11月23日に「北野谷商店直売所」をオープン!北野谷商店は創業以来、こんにゃく・ところてんを製造し、「日光杉並こんにゃく」と「ところてん」は<日光ブランド>にも認定されています。現在は5代目社長が次々と新しい商品を開発しパワー全開!「こんにゃくを一番おいしい状態で食べてほしい」との思いから、工場にイートインコーナーも併設しました。昨日、一足先にイートイン体験をしてきたので詳細レポします!

北野谷商店・北野商店直売所とは?

北野谷商店は大正7年創業の、こんにゃく・ところてんを製造販売している老舗です。日光宇都宮道路土沢ICから車で3分の新里街道沿い、お好み焼き「つくし」駐車場の東に面した細い道を入ったところにあります。北野谷商店の赤い看板が目印です。

筆者は21日に一足お先に取材に伺いました。
北野谷商店の可愛いキャラクター「シャチョーくん」がお出迎えしてくれました。

北野谷商店のこんにゃくは伝統の「バタ練り製法」で作る!

北野谷商店のこんにゃくは、今ではあまり見られなくなった伝統的なバタ練り製法で、ところてんは粉末寒天は一切使わず国産天草100%で製造しています。その高品質で美味しい「日光杉並木こんにゃく」や「ところてん」は、日光ブランドにも認定されています。

伝統的な「バタ練り製法」は、手間暇がかかり大量生産ができないものの、空気を十分抱き込ませて練るため、ふわっと弾力があり、味がよくしみるこんにゃくに仕上がるのだそうです。

北野谷商店のこんにゃくは、すべてこのバタ練りで製造。この出来たてこんにゃくを茹でて釜揚げしたものを、イートインで楽しめます。

今回オープンする直売所に、イートインスペースを併設した経緯を5代目社長に聞いてみたところ、次のように話してくださいました。
こんにゃくは、出来立てを釜揚げで食べる!これがいちばん旨いんですよ。でも釜揚げこんにゃくは、作っている自分達しか食べられない・・・。そう思ったときに、工場で釜揚げしたばかりのこんにゃくを、お客様も味わってほしいと思い、イートインスペースを作ろうと思ったんです。」

イートインスペースのメニュー!ラインナップをご紹介

イートインで店内飲食できるのは現在3種類。
日光釜揚げこんにゃく(1本200円・税込み)、日光産湯とこんにゃくのおでん(1セット500円・税込み)、日光いちごあんみつ(1食400円・税込み)。

「日光釜揚げこんにゃく」出来立て釜揚げはアツアツ&プルプルふわっ!

工場はガラス越しに見学できます。アツアツの湯気でちょっく曇り気味のガラスの向こうに茹で上がったこんにゃくがいっぱい!・・・ということで、さっそく味わってみることに。

撮影のために調理室に入れてもらいました。工場の釜から揚げたばかりの、湯気がたちのぼるこんにゃくに串を指し、テーブルに運ばれてきます。

テーブルの上には、白ごま、黄な粉、からし、七味が置いてあり味変が可能。

つやのある甘みそは、日光老舗・小野口商店の味噌を使用。

まずは、きな粉をかけていただきます。アツアツをフハフハしながらいただきます。一口かじると、想像を絶するやわらかさ。しかもプルップル!「空気を抱き込む」バタ練りって、どういうことかが初めて理解できました。もうこれ、絶句レベルのおいしさ。わたしが知ってるこんにゃくと全く違う!ゴマをかけても、ちょっとピリ辛に唐辛子をかけても、メチャメチャおいしいですよ。

ゆばも楽しめるおでんも!

こちらは日光けっこう漬け本舗の湯波と北野谷商店のしらたきと釜揚げこんにゃくがコラボした「日光産湯波とこんにゃくのおでん」。大きなしらたきは、出汁が口の中いっぱいに広がるジューシーさ。釜揚げこんにゃくも味がよくしみて、ここでもベタ練り製法の威力を実感!

老舗の若旦那3人で開発!最強の「日光いちごミルクあんみつ」

こちらは「日光いちごミルクあんみつ」。2023年春に発売されて以来大評判のスイーツで、TVなどでも紹介されています。プルプルとろりと優しい触感の北野谷商店の寒天。その上にいちごの香りと味を見事に封じ込めた黒須製餡所のいちご餡が乗っています。

いちご餡に使われるいちごは、池田農園の安心安全な美味しいいちご。最後に濃厚な練乳がかけられます。このいちご餡、そのまま食べてもおいしいのですが、ミルクに混ぜて食べると、いちごの香りがミルクあんみつ全体に広がって、もう、たまりません! 発売と同時に大きな話題となったのも納得の、絶品スイーツです。

しかもイートインの値段は販売価格と同じ!これもうれしいですよね。

北野谷商店とともに、この商品を開発したのは、「池田種苗店」の経営するいちごファーム「池田農園(カルディナ農園)」と「黒須製餡所」。この日光の老舗3店のの若旦那3人がタグを組んで開発しました。3人は仲の良い友達でもあるそうです。

美味しいのにお安い!ヘルシーで腸活もバッチリ!

直売所には出来立ての自社製品が並びます。こんにゃくはダイエットにも腸活にも最適!

お値段も驚くほどお安く、あれもこれも買いたくなります。

煮物やけんちん汁に、切らずにそのまま使える製品も。これは便利ですよね。

ところてんは自分で突くタイプと、そのまま食べられるパック入りと2種販売されています。

そして!こちらはまだ商品が並んでいなかったのですが、北野谷商店評判のこんにゃくの一つ「神々の蒟蒻」。なぜ神々の・・・かというと日光戦場ヶ原に伝わる伝説に登場する、下野の国(栃木県)の男体山の神、上野の国(群馬県)の赤城山の神の戦い、男体山の神に助言を与えた鹿島の神(茨城)にちなみ、栃木・群馬・茨城のこんにゃく粉を使用しているから。しかも最高級レベルのこんにゃく粉だけを厳選して作っています。このこんにゃくは「勝ち運の神」日光二荒山神社にも奉納されているんですよ。

そのほかにも、直売所でしか買えないお得なアウトレット品などもあり、ショッピングも楽しい時間を過ごせます。イートインスペースはあまり広くありませんが、使い捨てのパックに入れてくれるので、混んでいるときは車の中で食べてもOK!

パワー全開!5代目社長は「シャチョーくん」

次々と新商品を発売し、進化が止まらない北野谷商店。その元気をけん引するのは5代目社長の北野谷佳孝さん。自ら製作したキャラクター「シャチョーくん」にそっくりで、穏やかな笑顔がステキな方です。

佳孝さんは、4代目社長が病気になったのを機に、店を引き継ぐ決心をし、東京で働いていたコンピューターの会社を辞めて帰京。「サラリーマン時代はアイディアを出しても会社がOKしなければ実現しなかったけれど、ここでは新しいアイディアを生かして、やりたいことにチャレンジすることができる。そしてお客様に喜んでいただける。それがとても楽しい。」と話す、佳孝さんの目はキラキラと輝いていました。

まだまだ、「シャチョーくん」のワクワクチャレンジは続いていきそう!募集期間はまだ未定ですが、キャラクターの「シャチョーくん」と肩を組んでる、こんにゃくキャラクターくんの名前も、そのうちに募集しようと計画しているそうです。

明日のオープン時は混み合うかもしれませんが、ぜひ、北野谷商店直売所で、出来立てアツアツの美味しいこんにゃくや日光いちごミルクあんみつを、食べてみてくださいね。

北野谷商店 直売所
住所:栃木県日光市土沢1556-5
電話:0288‐26‐2884
営業時間:10:00~15:00 年内は12月27日まで営業
公式サイト:北野谷商店
Instaguram:日光釜揚げこんにゃく 北野谷商店(@kitanoyathe5th)

※取材・撮影協力 北野谷商店

取材にあたって北野谷商店様からイートイン商品のご提供をいただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

ライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市・益子町・那須町)

自然と美味しいものが大好き。92歳のばばちゃまをのせた車いすを押して、心に響く風景や美味しいものを求めて、あちこち出没しています。Yahooエキスパート、日光市観光協会公式WEB「日光旅ナビ」、トラベル.jp、その他多数の旅行・グルメ情報webサイトに寄稿しています。

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