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人生に悩んでいる人へ。デカルトの名言「世界を征服するより…」英語&和訳

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はルネ・デカルトの名言をご紹介します。ルネ・デカルト(1596~1650年)は17世紀に活躍したフランスの哲学者です。
今回は、人生に悩んでいる人に届けたいデカルトの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に悩んでいる人へ。デカルトの名言「世界を征服するより…」英語&和訳

“Conquer yourself rather than the world.”

「世界を征服するより、自分自身を征服せよ」
ルネ・デカルト(フランスの哲学者)

人は常に意地悪な自分と戦っていると思うのですね。
意地悪な考えが全く浮かばない人はいないと思うのですよね。常に優しい人でもそういう考えが浮かぶことはあると思うのですね。

では、意地悪な人と常に優しい人との違いはなんなのかと。それは、意地悪な自分が現れそうになったとき、それに気づいて、それに対して軌道修正ができるかどうかなのではないかなと。

人は意地悪をしてしまうとき、自分が意地悪をしていることに気づかぬまま意地悪をしている場合が多いと思うのですね。意地悪をしている人は醜いですよね。かっこ悪いですよね。常に優しい人と意地悪な人、どちらになりたいかと。優しい人ですよね。
道をそれてしまったとき、それに対して軌道修正を加えるためには、まずは道をそれたことに気づかなければなりませんよね。
では、それに気づくためにはどうすればいいのか。それは、人は常に意地悪な自分と戦っているのだと意識することだと思うのですね。それを意識するだけで、意地悪な自分に気づきやすくなる。軌道修正がしやすくなる。

そして、自分の行動を振り返って、「自分はこの人に対して特に意地悪をしやすいな」という人はいないかと。それを意識することも大切だと思うのですね。私の場合には、それは母親なのですよね。身近な人であればあるほど、扱いが雑になってしまうことがあるなと。

人生に悩んでいる人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はルネ・デカルトの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『デカルトの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、デカルトの名言を5句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「優しさ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「優しさ」に関する世界の偉人たちの名言を20句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Be kind, for everyone you meet is fighting a hard battle.”

「親切にしなさい。人は皆、厳しい闘いをしているのだから」
プラトン(古代ギリシャの哲学者)

“Kind words can be short and easy to speak, but their echoes are truly endless.”

「優しい言葉は、それがどんなに短く簡単な言葉でも、いつまでもいつまでも心にこだまします」
マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)

“Try to be a rainbow in someone else's cloud.”

「誰かの曇った心にさす虹になりなさい」
マヤ・アンジェロウ(アメリカの詩人・活動家・自伝作家)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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