オートバイのあれこれ『クシタニ本店!』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今宵は『クシタニ本店!』をテーマにお話ししようと思います。
クシタニは、レザー製のバイクウェアをメインに手がけているメーカーです。
ベテランライダーを中心に高い人気を誇っていますね。
私は先日、このクシタニの本店へ訪れましたので、そのレポートを今回はお届けします。
クシタニは直営店の『KUSHITANI PROSHOP』が全国に22店舗、取扱店まで含めると約50店舗あり、またアジア圏のみですが海外にも出店しています。
今回私が訪れた本店があるのは、クシタニ発祥の地である静岡県浜松市。
以前、同じくバイクウェアメーカーである『HYOD(ヒョウドウプロダクツ)』の本店を訪れた記事を書きましたが、そのヒョウドウと同じ浜松が発祥なのですね。
ただ、創業が1947年(昭和22年)と歴史としてはクシタニのほうが圧倒的に長く、ヒョウドウ(1988年創業)と比べるとクシタニは老舗ブランドと言えるでしょう。
さて、クシタニ本店ですが、店舗はかなりキレイ&スタイリッシュです。
実は、2021年の9月に旧店舗から移転したそう。
店内に入ると、「これぞクシタニ!」と言う感じの、大人っぽいラグジュアリーな雰囲気が漂っています。
以前訪れたヒョウドウ本店は店舗自体も大きく開放的でしたが、それに対しクシタニはシック&落ち着いた感じに空間が作られています。
もちろん店内商品は全てクシタニ製。
ハイエンドなレザージャケット、ライディングシューズ等をはじめ、カジュアルウェア(Tシャツ等)もディスプレイされています。
そしてこの本店で面白いのが、店内スペースの一角に創業当時の『櫛谷商店』の店舗が再現されていること。
店内へ入ると、当時のミシンなどが置かれていました。
戦後間もない昭和の風景が再現されていて、ちょっとしたタイムスリップ感を味わえます。
こういうのがあると、観光気分でお店を楽しむこともできますね。
ちなみにコーヒーも店内にて販売されており、2階のレストスペースでコーヒー飲みながらくつろぐことも可能。
ツーリング途中の休憩スポットとしても活用できそうです。
駐車場も広く、バイクでもクルマでもアクセスしやすいのが嬉しいところ。
クシタニファンの人にはぜひ一度訪れてみてほしいです。