「ここまで旨くなるのか…」自分で作るアジの干物が最高に旨い訳
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干物は日本人の食卓に馴染みのある食材ですが、「干物は固くてパサパサしているから」とあまり好きではない方もいるのではないでしょうか?
ですが実は、自分で作った干物はふっくらジューシーでびっくりするくらい旨いんです!
そこで今回は、いいアジが手に入ったので自家製の干物を作ってみました!
用意するもの
用意するものは干物用の魚と、塩、あと干し網です!
魚は自分で釣ったものがあると尚よいですが、スーパーなどの鮮魚コーナーで買ったものでも作れます。
今回は釣り人の方から釣りたてのアジをおすそ分けして頂きました。
やはり釣りたてのアジは目が透き通っていて、体も真珠のように輝きがあって、これはいい干物ができそうです!
実際に作ってみた
まずはアジの表面のぬめりを落とします。
ぬめりが残っていると食べた時の臭みの原因になるので、丁寧に落としましょう。
この時、お酢を魚の表面にかけるとぬめりを簡単に落とせる他、消臭効果も期待できるのでオススメです!
続いてアジの鱗を落として
ゼンゴと呼ばれる尻尾の固い鱗も落とします。
ここまでできたら、肛門から包丁の刃を入れて内臓を落とします。
内臓を落とし終えたら、背骨の横に包丁の刃を入れて開きにします。
この形になると、グッと干物っぽくなってきましたね!
開きの形にできたら、塩水に1時間程度浸けます。
塩水に浸けることで、アジの身から余計な水分を抜いて旨味を凝縮することができる他、同時に臭みも抜くことができます!
塩水の濃度は適当ですが、だいたい10%程度になるように作っています。
塩水に1時間付けたら、いざ干していきます!
干物を干す
塩水に浸けた干物を干します!
冬は空気が乾燥していて、干物を干すにはピッタリの季節。
他にも気温が低くて身が傷みにくいことから、干物を作るのに適した季節と言えます。
ちなみにスーパーで買った魚の干物がパサパサしていると感じるのは、水分が抜けすぎているから。
スーパーの干物は食卓に並ぶまでの間にも水分が抜けてしまいますし、中には天日干しにせずにフードドライヤーと呼ばれる食品用の乾燥機で乾燥しているものもあるようです。
それに対して自家製の干物は干し具合を調整できる他、干した干物をすぐに食べることができます。
干し終わった干物を焼く
干し終わった干物を取り込みました!
鮮度の良い魚で作った干物は、干した状態でも身や目の色がキレイですね!
こちらをグリルに入れて焼いていきます!
焼きあがった干物がこちら!
干物にしっかり火が通ったら、グリルから取り出します!
こんがりきつね色に焼け目がついて、見るからに美味しそう…!
箸でつまんで口に入れてみると…
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「これは旨すぎる…」
表面の膜の下にはふっくらとしたジューシーな身があって、噛みしめると旨味が口いっぱいに広がりなんとも贅沢な味わいが。
表面の膜の部分には旨味成分が凝縮されていて、箸が止まりません!
あっという間に完食してしまいました!
干物は干すことで水分を飛ばして長期保存できるようになるだけでなく、水分が抜けた分だけ旨味を濃縮したり、魚の身の中にあるたんぱく質を分解して旨味成分を増幅したりできる、素晴らしい調理法なんです。
干物はスーパーなどでも買うことができるのですが、お店に並んでいる間に水分が抜けすぎてしまったり、食品乾燥機で乾燥させたりしたものでは、どうしても身がパサパサになってしまいます。
手間はかかるのですが、自分で干して作った干物はビックリするくらい美味しいので、興味がある方はぜひ試してみてください!
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