【姫路市】生鮮食材を集めたセレクトショップ。フルーツブリュレの販売は「果物を味わってほしい」から
鮮魚に肉に野菜に、果物にスイーツに、調味料も。下寺町の「ヤマトSTORE」は地場産の生鮮食材を中心としたセレクトショップ。並んでいるのは主に、代表の山本英喜さんが毎朝、姫路市中央卸売市場で目利きした品です。
料理の幅が広がる助言も
外食を自粛していた数年前から自宅で料理を作ることが増えたという山本さん。スーパーへ出かける機会が多くなり、「魚はA店がいいけれど、肉はB店の方が」との問題点にぶつかりました。だったら、「すべてがベスト素材の店を作ろう」と、開店したのがこの4月。
店へ入って左を向くと肉コーナー、右を向くと鮮魚や果物、野菜、奥にはスイーツのショーケースがあります。
肉は牧場を有する直営店から仕入れる姫路和牛をはじめ、但馬牛、神戸牛、雪姫ポークなどを取り扱っています。
取材日の魚はマグロやホタテ、特大焼き穴子が目立っていました。
魚の卸業や和食店に携わってきた山本さん。魚は特に締め方をチェックします。この頃は市場スタッフも山本さんの顔を見るやいなや、基準に沿うものを用意するといった具合とか。
一味違う食し方をアドバイスしてもらえるのも同店ならでは。「ホタテは醤油とみりんを合わせ、漬けにしてもいいですよ」とかね。料理の幅が広がり、お得な気分になります。
果物と野菜に関しても「一度ヤマトさんのを食べてから、ここのばっかり」と話す熱烈なファンが多い様子。
珍しい品種も入荷します。鳥取生まれの「輝太郎」という柿。ゲゲゲとは字が違うのね。
肉派も魚派も満足の丼
じゃじゃ~ん。「ローストビーフ丼」。
姫路和牛のもも肉を使っています。赤身で、やわらかい。さっぱりしているようでコクがある。スライスの仕方が、これまたいい。一切れ一切れは大きいのに、薄くて食べやすいの。タマネギがたっぷり入った自家製ソースで味がアップ、半熟卵をからめてさらにアップ!
魚介好きには「海鮮丼」。ネタ7種は日替わりで、カニの爪、サーモン、カンパチなどが入っていました。なんとウニの日もあるそうですよ。
身の締まり具合に仰天。独自でブレンドした酢飯は、まろやかでした。
2種の丼とも注文を受けてから作るスタイル。最近完成したカウンターで、できたてを待ちましょう。
丼の後にぴったりのブリュレ
ショーケースには、かわいらしいフルーツブリュレたち。約10種。
「果物を楽しんでいただきたいから、スイーツを」となりました。
今回は「シャインマスカットブリュレ」と人気ナンバーワンの「プレミアムいちごブリュレ」をピックアップ。マスカットは果実のみずみずしさが際立っています。いちごは少し酸味があってクリームブリュレとのバランスがいいです。
10月22日からは、個包装の「半熟スフレチーズケーキ」も登場します。5個、10個の専用箱あり。いち早く手土産にすると、注目の的に!
スイーツを味わっての感想は食後にぴったりということ。特に同店の丼の後。だから一緒に購入して、その日は「ヤマトday」にしてくださいね。
ヤマトSTORE
住所:兵庫県姫路市下寺町107 シャトー司A-2
電話番号:070-7585-0107
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜
駐車場:あり