どうしても見たかった鉛筆削りの構造!学ぶ心を刺激するスケルトン文房具をオススメします
こんにちは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
昨日、コーヒーを飲みながら一宮市の地元の人たちと歓談していたら、こんな質問をされました。「子供に役に立つ文房具を紹介してもらえませんか?」良い質問ですね。ここには親として、子供の将来の基礎になるようなモノを買ってあげたい気持ちが表れています。
僕もそんな気持ちを持っていたので、なるべく子供が欲しいというものを買ってあげるようにしていました。でも、年齢を重ねていくごとに考えが変わってきたんです。経験も積みましたからね。今日からこのブログの中で、そんな文房具をちょくちょく紹介していきますね。
欲しいモノを買ってあげるよりも、大事なことは知的欲求を満たしてあげることなのです。
まずは、スケルトン系の文房具を買い与えてあげるのが良いと思います。
スケルトン(=SKELETON)は、そもそも骸骨のことを意味します。学校の理科室などに飾ってある人間の骨格標本のことをスケルトンと呼んだのです。そこから建物などの骨組み、そして内部構造が見えることの総称で使うようになりました。
スケルトンは透明な素材で出来ているので、構造がひと目でわかります。僕は子供の頃から、鉛筆削りはどうしてくるくるハンドルを回すだけで鉛筆が削れるんだろうと不思議でたまりませんでした。何回も電動鉛筆削りを分解しようとして母親に怒られました。
でも、このスケルトンの鉛筆削りをみているとなんとなく仕組みがわかってくるんですよね。ハンドルを回すと、この歯車が回るのかとか。その力はここに伝わるのかとか。この歯の構造はこうなっているから削れるんじゃないかとか。色々わかってくるんです。
以前、愛知工科高等学校の校内を見学させていただいたときに、至る所に透明の窓がついていて内部構造が見えるようになっていることを質問したら「生徒たちの好奇心に応えるためです。」という返事を先生方からいただきました。まさにその考えが必要なんですよね。
つまり、子供の好奇心に答えてあげるようなモノを身近に置いておくことが良いんです。
いかがでしょうか。スケルトン文房具って面白いですよね。是非とも、お子様と一緒に楽しく使ってみてください。
では!
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