よく消える「消しゴム」を見つけよう!文房具のプロがその秘訣を教えます
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
名古屋のラジオ局「ZIP-FM」の、朝の番組MORNINGBOOOOOOSTに4月3日に登場して、文房具について語ってきました。
冒頭では、消しゴムについて熱く語りました。どうして、よく消えると消えないがあるのかを、ご理解いただけたと思います。
せっかくの機会ですので、このブログの中でもその時の番組の時のことを思い出しながら、この消しゴムの秘密を書きますね。
消しゴムの原材料について
生ゴムを原料とするラバー消しゴムの場合は、天然の生ゴム、サブスティチュート、研磨材というのが主な構成成分です。
これらを混ぜ合わせ、型に入れ、加熱処理をすると固まって、普段から見慣れた消しゴムの形に固定されるのです。
最近は、塩化ビニルと可塑剤に熱を加えて固めて仕上げるプラスチック消しゴムが主流となっています。価格面でも優位です。
字が消える仕組み
黒鉛と粘土を混ぜ合わせ焼成して芯を作り、木材で挟んだものが鉛筆です。その字が消しゴムで消せる仕組みを説明します。
書いた文字は紙の上に付着しています。それを、消しゴムの粘着力のある素材を使って絡め取っているのが消えるということです。
油性ペンで書いた文字が消えないのは、紙の繊維の中にしっかりと浸透してしまっているので絡め取れないのです。
よく消える消しゴムとは
ここでよく消える消しゴムとは何なのか考えてみましょう。消しゴムは、硬度、成分、形状、など様々です。
個体差と自分の消すスピード、力の入れ具合、使っている鉛筆や紙という要素がここに加わります。個性のぶつかり合いなのです。
この個性が一番マッチしたところがよく消える消しゴムということになります。しっかりと自分に合う消しゴムを探しましょう。
まとめです
他の人がよく消えるよと紹介してくれても、使ったら思うように消えなかったなんてことは、ざらにあるのが消しゴムなのです。
消しゴム自体の特性と自分の消し方、そして紙と鉛筆まで合わせた相性を総合的に見て、自分に一番合ったものを探し出しましょう。
まさにライフワークかもしれないですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
あわせて読んで欲しい関連記事
▷セリアの100均文房具!文房具のプロのオススメは「洗濯できるタグ用お名前ラベル」です