傘をさすのを嫌がる子に効果的だった!教師が実践した「傘をさす」簡単な3つの声かけのコツとは?
雨の日に傘をさすのを嫌がる我が子にイライラするママは多いですよね。私もそうでした。でも、学校のベテランの先生から教えてもらった声かけの方法を試してみたら、驚くほど効果がありました。今回は、私が実践した声かけのコツと、学校で行っている指導や声掛けの内容をご紹介します。
1.傘をさすのを嫌がる子の心理とは?
傘をさすのを嫌がる子の心理は、大きく分けて2つあります。一つは、傘をさすと視界が狭くなって、周りや友だちが見えづらいからです。もう一つは、傘をさすと歩きづらいからです。これらの心理は、低学年の子どもにとって、ごく普通のことです。ですから、傘をささないことを叱ったり、無理やりさせたりすると、子どもは反発したり、落ち込んだりします。何とか傘をさしてもらいたいと思って叱っても、うまくいかないのはそのためです。
2.傘をさすのを嫌がる子に効果的な声かけの方法とは?
傘をさすのを嫌がる子に効果的な声かけの方法は、以下の3つです。
⑴子どもの気持ちに寄り添う
「傘をさすと、周りが見えなくてつまらないね。」「傘をさすと、歩きにくいよね。」と言って、子どもの気持ちを理解してあげましょう。子どもは、ママに気持ちを分かってもらえると、安心します。
⑵子どもの健康や安全を心配する理由を伝える
「傘をささないと、風邪をひいたり、荷物が濡れてしまったりするかもしれないよ。」「ママは、あなたが風邪をひいて辛い思いをさせたくないの。」と言って、子どもを心配している気持ちを伝えましょう。子どもは、ママの心配を受け止めると、協力的になります。
⑶子どもに選択肢を与える
「傘をさすか、レインコートを着るか、どっちがいい?」「傘をさすなら、このかわいい傘はどう?」「傘をさすなら、ママと手をつないで歩こうね。」と言って、子どもに選択肢を与えましょう。子どもは、自分で選べると、やる気が出ます。
私は、これらの声かけの方法を試してみたら、傘をささない我が子にイライラすることがなくなりました。子どもも、徐々に傘をさすことに抵抗がなくなって行きました。雨の日も、子どもと楽しく過ごせるようになりました。
3.学校ではどんな指導や声掛けをしているの?
学校では、傘をさすのを嫌がる子どもに対して、どんな指導や声掛けをしているのでしょうか?ベテランの先生から教えてもらった声かけのコツは、以下のようなものでした。
⑴子どもの責任感を育てる
「雨で濡れたことで、風邪をひいて休むと先生は悲しいよ。」と言って、子どもの責任感を育てましょう。子どもは、自分のためや周りの人のために行動すると、やりがいを感じます。
⑵子どもの好奇心や楽しさを刺激する
「傘をさすと、雨の音や色が違って見えるよ。」「傘をさすと、水たまりに映る自分の顔が見えるよ。」と言って、子どもの好奇心や楽しさを刺激しましょう。子どもは、新しい発見や体験に興味を持ちます。
⑶子どもの仲間意識や協力心を高める
「雨に濡れずに帰れるのは、どのグループかな?」「傘を持っていない友達を入れてあげようね。」と言って、子どもの仲間意識や協力心を高めましょう。子どもは、友だちとの関係を大切にします。
学校で教えている声かけの方法は、家庭でも使えるものです。ぜひ、参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?傘をさすのを嫌がる子にイライラするママは、私だけではないと思います。でも、声かけの方法を少し変えるだけで、子どもとの関係も良くなりますよ。学校で教えている声かけの方法も、ぜひ参考にしてみてください。雨の日も、子どもと楽しく過ごしましょう。
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